ジェノヴァへ留学しよう!
イタリア最大の港街、ジェノヴァ!
北部イタリア、リグーリア州の州都であり、コロンブスの出身地としても有名です。
中世にはジェノヴァ王国という強大な海運国として繁栄し、未だにその歴史を感じさせる街並みや活気が街には残っています。
ガリバルディ通り、バルビ通りなどの道と、それに面して建立している赤の宮殿・白の宮殿を始めとした建物群が世界遺産として登録されており、歴史的価値の高い建造物が街には数多く残っています。
海と山に挟まれた独特の立地にあり、夏は暑すぎず冬は寒すぎない穏やかな気候です。
心地の良い気候と美しい港を楽しみにバカンスに来る観光客多く、街は常に活気で満ちています。
様々な国から人々が訪れるので、毎日刺激を受けながら語学を学ぶことが出来る環境です。
もくじ
こんな人におすすめ
- 賑やかな港街で刺激を受けながら滞在したい
- 世界遺産の街で歴史を感じたい
- 山と海に囲まれた土地ならではの郷土料理に興味がある
- 日本人が少ない所で学びたい
おすすめ観光地
王宮 (Palazzo Reale)17世紀に建てられた、鮮やかな赤色が印象的な王宮。かつては貴族たちの大邸宅として使用されていました。 |
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ジェノヴァ水族館 (Acquario di Genova)イタリアで最大級、ヨーロッパでも2番目の規模を誇る水族館。地中海の海洋生物を中心に、なんと約400種類もの魚を見ることが出来ます。 |
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チンクエテッレ (Cinque Terre)イタリア語で「5つの土地」を意味するチンクエテッレ。その名の通り5つの小さな村によって構成されています。 |
語学学校の特徴
Photo credit: Scuola Tricolore
小規模で家族のような雰囲気の中学べる学校が多いです。
オープンで親しみやすいクラス作りを意識しており、生徒全員が積極的に授業に参加出来るような環境が整っています。
日常で使われる会話を想定したロールプレイ方式を取り入れており、実用的なコミュニケーション力を身に付けることが出来ます。
また日本人が少ない学校が多いので、しっかり語学に身を投じたい人には狙い目です。
アクティビティでは地中海ツアーやボートでの小旅行など、港町ならではの文化体験が出来る学校もあります!
人気アクティビティ情報
海も山もある自然に恵まれた立地に加え、世界遺産を始めとした歴史的価値がある建築物も多いジェノヴァ。
学校では定期的に遠足を開催し、半日でいける範囲にある様々な観光名所を先生のガイド付きで巡ります。行先が豊富なので毎回違った楽しみを発見することが出来るでしょう。
またカヌーやセーリング、ボートでの小旅行などのアクティビティはこの港町ならでは。
アペリティーボやレストランへ行くイベントも開いており、イタリア語初心者の方同士も楽しみながら交流を深められるよう先生が毎回趣向を凝らしてくれます。
Photo credit:
Scuola Tricolore
日本からのアクセス
ジェノヴァには空港があり、ローマやヨーロッパ各国から乗り継ぎで行くことが出来ます。
一例として、陸移動時間が短いアクセス方法をご紹介します。
①空港利用:日本からジェノヴァ=セストリ空港へ
≪アクセス一例≫東京発:アリタリア航空/1回乗り換え | |||||||
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12時間45分 | 1時間5分 | ||||||
東京(NRT) 成田空港 |
ローマ(FCO) フィウミチーノ空港 |
ジェノバ(GOA) セストリ空港 |
大阪発:エールフランス/1回乗り換え | |||||||
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12時間35分 | 1時間35分 | ||||||
大阪(KIX) 関西国際空港 |
パリ(CDG) シャルル・ド・ゴール空港 |
ジェノバ(GOA) セストリ空港 |
②陸移動(ジェノヴァ空港~市内中心地=ピアッツァプリンチペ駅周辺)
バス(Volabus)利用で約20分、4ユーロ
生活あれこれ
- 一年を通じて比較的温暖な気候を楽しめます。
- ジェノヴァ市街の中心であるフェラーリ広場を境目に、南側には新エリア、北側にはディープな旧市街が広がります。旧市街は細く入り組んだ小道が多いので、地図を持つことを薦めます。
- 主要駅は2つあり、“ピアッツァプリンチペ駅”と“ブリニョレ駅”はどちらも頻繁に利用されます。ミラノやチンクエテッレなど北イタリア観光へのアクセスがいい街です。
- 買い物はメルカート オリエンターレという街の中にある市場がお勧め。野菜やパスタ、乾燥ポルチーニなどが量り売りで売られています。
- ジェノヴァと言ったら、新鮮なバジルをふんだんに使ったジェノベーゼ。リグーリア州の温暖な気候の中育ったバジルは非常に香りがよく、日本で栽培されているものとは比較できないほど。
- トロフィエやトレネッテという手打ちパスタや、港町ならではの新鮮な魚介類を使った地中海料理の数々は必食。特にムール貝は安くとてもおいしいです。この土地で育ったヴェルメンティーノ種の白ワインと合わせて、港を眺めながら食べる魚料理は最高ですよ!
- 物売りやジプシーの姿が見られる地域もあります。夜道の独り歩きや薄暗い路地裏に入るのは避けましょう。
活気に満ち溢れたイタリア最大の港町ジェノヴァ。
海運国として栄えた歴史が生み出した独特の雰囲気や、美しい建築群の数々、そして海・山両方の幸が堪能できる郷土料理の数々!
様々な要素が詰まったこの街では飽きることなくエキサイティングな日々を過ごすことが出来るでしょう!
イタリア街紹介バックナンバー
Cover photo credit: Luca Volpi via flickr