2026.04.03 コラム パスクアの春は、お菓子の春!
キリスト教の大切な祝祭であるパスクア(復活祭)を前に、イタリアの店先や家庭には、この時期ならではのお菓子が並び始めます。
色とりどりの包装紙に包まれ、リボンや花で飾られたパスクアのお菓子たちは、眺めているだけでもほっこりと幸せな気持ちにさせてくれます。
お土産としても喜ばれるので、春にイタリアを訪れる方はぜひ手に取ってみてくださいね。
一言でパスクアのお菓子といっても、その種類は実にさまざま。
まず代表的なのが、「コロンバ(Colomba)」。鳩の形をした発酵菓子で、平和の象徴として親しまれています。
生地はクリスマスのパネットーネに似ていますが、オレンジピールの爽やかな香りが広がり、より軽やかな口当たり。表面にはアーモンドとパールシュガーが散りばめられ(このカリカリ感が大好きです!)、春らしい華やかさを添えています。

そしてもうひとつ欠かせないのが、「チョコレートの卵(Uovo di Pasqua)」。大きな卵型のチョコレートはカラフルな包み紙に包まれ、ショーウィンドウを賑やかに彩ります。
中にはサプライズ(小さなおもちゃやアクセサリーなど)が隠されており、子どもから大人まで楽しめる“贈り物”のような存在です。

さらに魅力的なのが、地方ごとに受け継がれる伝統菓子。
ナポリでは、リコッタチーズと小麦を使ったタルト「パスティエラ(Pastiera)」が定番で、オレンジの香りがふんわりと広がり、数日寝かせて味をなじませるのが特徴です。
シチリアなど南部では、「クッドゥーラ(cuddura)」と呼ばれるパンが作られます。
リング状の生地の上に、なんと殻ごとのゆで卵をのせて焼き上げるというユニークな一品。卵は生命や再生の象徴で、パスクアには欠かせない存在です。
とはいえ、「殻をむいた方が食べやすいのでは…?」と思ってしまうのは、きっと私だけではないはず。
サルデーニャの「パルドゥラス(Pardulas)」は、リコッタとサフランを使った素朴な焼き菓子で、小さなかごのような愛らしい形が印象的です。

こうしたお菓子に共通しているのは、「分かち合う」という文化。家族や友人と集まり、大きなお菓子を切り分けながらゆっくりと過ごす時間もまた、パスクアの大切なひとときです。
宗教的な意味合いを持ちながらも、春の訪れの喜びを大切な人たちと分かち合う―そんなあたたかな思いが、イタリアのパスクアのお菓子には込められているのかもしれませんね!
この時期イタリアへ行くと、それを肌で感じますよ! イタリア留学中の皆さん、現地ならではのパスクアをぜひ楽しんでくださいね♪
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