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2021.07.22 コラム イタリアンジェラートのあれこれ
~前編:ジェラートの歴史~

Ciao!
みなさん、こんにちはー!

最近はコラム冒頭でいつも暑い暑い言っている気がするのですが…
あつーーい!!(笑)
やっぱりこんな時はイタリアのジェラートが食べたくなります!!

ということで、イタリアンジェラートのあれこれとして、歴史から、ちょっと変わった味のジェラートまでコラムでご紹介したいと思います♪
今回はその前編!
まずは、ジェラートの歴史をお伝え致します!


ジェラートの歴史

やっぱりジェラートと言ったら…
ローマの休日でオードリー・ヘップバーンがスペイン広場の階段に座り、美味しそうに頬張っていたもの。
このイメージが強い私。
私だけでなく、この名シーンに憧れ、ローマのジェラートを食べに訪れた人も多いと思います。
(まだやっていませんが、私はいつかオードリー風の格好をして、同じアングルで写真を撮りたいとひそかに思っています、笑)

このジェラートの“原形”としての最古の記録は、旧約聖書にあると言われています。
そんなに昔から!?と思われるかもしれませんが、ジェラートには、長い歴史があるようです。
山羊の乳と蜜を、長老たちは氷雪で冷やし、今で言うミルクシャーベットのようなものを飲んでいました。そして、これは“栄養補給”のために飲んでいたとか。
その後、果汁やはちみつを混ぜたものも徐々に広まっていき、古代ローマ時代の皇帝や貴族も、この甘くて冷たい飲み物をとても気に入り、楽しんだと言われています。
実は、この貴族たちが楽しんだ飲み物が市民に広まったのは、暴君として名高い皇帝ネロからの命令も一つの要因になっているとか…!?
ネロは、奴隷に命令をし、アルプスから雪を運ばせ、はちみつ、バラやすみれなどの花のエッセンスや樹液、果汁などを混ぜて作った飲みものである通称「ドルチェ・ヴィータ」を愛飲し、これがローマ市民の間にまで広まったという話もあります。
ジェラートの原形となった飲み物が、さらに形をなして、食べられるようになったのは、マルコポーロの時代。
彼の著書『東方見聞録』に、中国で牛乳を凍らせたもの(アイスミルクのようなもの)を食べた、というような記述があり、その作り方がヴェネツィアで評判となったそうです。
これは諸説ありますが、アイスがイタリアに伝わったのは、中国からということになるのですね!

もう一つ、アイスミルク以外にもジェラートのルーツと言われるのは、シャーベット
これは、古代ヨーロッパ文明の通り道であった9世紀頃のシチリアに、アラブ商人が持ち込んだもののようです。
実はこのシャーベット、フランスに伝わるきっかけとなったのは、かの有名なフィレンツェの大富豪、メディチ家が振る舞った食事から、とも言われています。
カトリーヌ・ド・メディチがフランス王アンリ2世に嫁ぐ時。カトリーヌは多くの菓子職人や料理人を連れてフランスへ入国、その結婚式ではイタリアの豪華な料理が振る舞われたのですが、その中でも、多くのフルーツやナッツ、ピスタチオなどを使ったシャーベットは、当時のフランス貴族の舌をうならせたとか…。
また、ジェラートへ近づいたきっかけもまた、メディチ家がスペイン王を招く際に振る舞った食事と一説では言われています。
食事の最後に、美味しく珍しいデザートを何か準備できないか、と建築家ベルナルド・ブオンタレンティに命じました。
美食家として知られるベルナルド・ブオンタレンティは当時の冷凍技術を駆使し、クリームに砂糖を加えて作った氷菓子、つまり製法としては現在のジェラートの道筋を作ったと言われており、これがシャーベットからジェラートへの転換となったようです。
フィレンツェ発祥、ジェラートの父であるベルナルド・ブオンタレンティに由来して、現在もジェラート店では“ブオンタレンティ”と名付けられたジェラートがありますよね!
“ブオンタレンティ”は別名“クレーマ・フィオレンティーナ”と呼ばれ、卵、砂糖、牛乳、生クリームといった材料でシンプルに作られるものを言います。

このように、元々は貴族のデザートとして食べられていたジェラートですが、その後ようやく17世紀の最後には庶民にも広まっていきました。
そして、今日でもイタリア国内でジェラートは未だに成長を続けています。
それは、味に対する研究、成長はもちろんのこと、市場も成長し続けており、ジェラート店はなんと4万点近くもあるのだそう!
日本のコンビニより多いとか!?
…多すぎないか!?(笑)
でも、それだけイタリア人はジェラートを愛し、食べ続けている、さらにはこれだけ長い歴史の中で、食べ継がれている、ということですね!

これだけのジェラート愛からか、実は最近イタリアの国会で、ジェラートを守る目的の法案も提出されたのだそうです。
牛乳や乳製品、卵、新鮮な果物以外の原材料の使用を違法とし、ジェラートに関する品質基準を定め、その品質を下回った場合には罰金を科す、という法案が6人の国会議員から提出され、イタリア上院で審議されているようです。

香料や着色料などの安い人工的な材料が含まれるジェラートを販売した場合は、最高1万ユーロ(約130万円)の罰金、さらに、ふわっとした食感にするために使用される空気の注入も禁止という内容だそうです。
ジェラート職人が作る場合は、原材料を混ぜる際に約20%から30%の空気が含まれるようですが、工場で生産されるジェラートには最大80%が含まれるようです。
イタリア政府によると、ジェラートの経済効果はなんと約10億ユーロ(1300億円)。
先述した通り、イタリア国内には4万店ものジェラート店がある程ですから、ジェラートはMade in Italyというブランドの一つです。ただ、この法案を提出した議員の一人は、“ジェラートは、イタリアのピザやパスタと並ぶ美食のシンボルの1つである一方で、今の法律では手作りのジェラートと、職人自身が守られていない”とコメントをしているそうで、確かにイタリアの伝統とジェラート職人を守るためには必要なのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか??
思っているよりも、長い歴史のあるジェラート。
それだけ、ジェラート職人の知恵と手法と色々なものが凝縮されたものなのだなと感じますね。

…やっぱり、書いていたら食べたくなってきました。。(笑)
これ以上書いていると、もっと食べたくなりそうなので、また次回、後半に続きます!

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