2026.06.29 コラム
いまどうなっている?
ミラノとコルティナ オリンピックの「その後」
Ciao a tutti!みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
サッカーワールドカップが始まり、寝不足に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
今年はまさにスポーツイヤーですね。
白熱したウィンタースポーツの数々に世界中が沸いたミラノ・コルティナ冬季オリンピックも、振り返ればほんの4か月前のことです。
ところで、オリンピックが終わったあと、現地の競技場や選手村はどうなっているのでしょうか。
華やかな大会の裏で、実は多くの開催都市が悩んできたのが「その後の活用方法」です。せっかく大きなお金をかけて建てた施設も、使われなくなってしまえばもったいないですよね。 そんな中、2026年冬季オリンピックが開催されたミラノ・コルティナでは、「大会が終わったあと」まで見据えた街づくりが進められていました。

その代表例が、ミラノ南部のポルタ・ロマーナ地区に造られた選手村です。
大会期間中は世界中から集まったアスリートたちが生活していましたが、大会終了後は学生寮や住宅として活用される予定です。
ミラノには、ボッコーニ大学やミラノ大学、ミラノ工科大学など多くの大学があり、国内外からたくさんの学生が集まります。
しかし、学生向けの住まい不足は以前から大きな課題でした。そこで、かつて鉄道操車場だった広大な土地を再開発し、オリンピックをきっかけに新しい住まいづくりを進めたのです。
数年後には、オリンピック選手が過ごした部屋で世界中の学生たちが学び、新しい生活をスタートさせているかもしれません。そう考えると、なんだかワクワクしますね。
さらにミラノには、新しい大型アリーナも誕生しました。約1万6千人を収容できる「アレーナ・サンタ・ジュリア」は、大会ではアイスホッケー会場として使われましたが、その後はコンサートやスポーツイベント、展示会などが開かれる多目的施設として活用される予定です。
一方、山岳リゾートとして人気の コルティナ・ダンペッツォ では、道路や交通インフラの整備が進みました。
ドロミーティ の美しい山々に囲まれたコルティナは、世界中のスキーヤーが憧れる町ですが、山岳地帯だけに移動が大変な場所でもあります。
今回の大会を機に道路やスキーリフトなどが整備され、観光客だけでなく地元の人たちにとっても便利になりました。

オリンピックのためだけに建てて終わりではなく、市民が日常的に利用できる場所として設計されているところに、今回の大会らしさを感じますね。
アドマーニから留学した学生さんが、いつか元選手村の学生寮で生活する―そんな日がやってくるかもしれません。
そんな日を想像すると、なんだかこちらまでワクワクしてきます。
その時はぜひ、どんなお部屋なのか、どんな暮らしをしているのか、詳しく教えてもらいたいものですね♪
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