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2014.03.06 学校・卒業生へ訪問! フィレンツェで工房レッスン♪

フィレンツェと言えば、職人の街。

 

よく「マエストロ」という言葉を聞きますが、イタリアの職人達はマエストロと呼ばれています。

この言葉の意味は専門家や芸術家達への敬称です。

「巨匠」に近いんでしょうね。ということで、こうした工房の職人達は

「巨匠」と呼ばれるくらい尊敬されております。

 

このような職人達は、イタリアの歴史や文化と共存してきたイタリアの伝統技術を

何百年も受け継ぎ、彼らのこの神業としか言えない手仕事(アルティジャナーレ)は今でもイタリアに生き続けております。

 

そんな職人の街として有名なのがフィレンツェなのですが、

フィレンツェのアルノ川の南側はまさに職人街。

IMG_1174①

ひっそりとそこら中に様々な工房があり、一見分かりづらいのですが

中では職人達が芸術的な伝統技術を使って様々な物作りを行っています。

 

有名なものとしては、やっぱり皮革製品でしょうか。

フェラガモももともと靴職人で、そこからあのアートとしか言いようがない

美しい手作りの、職人ならではの靴を、このフィレンツェから世界に広めることとなりました。

 

あとは立派なアンティーク家具をいつまでも美しく保ちながら使い続けるイタリア人の文化の中で、家具職人、家具修復職人もたくさん存在します。

さすがルネッサンス発祥の街なだけあって、絵画修復や額縁修復の職人だってたくさんいます!古いもの、美しいものを愛するイタリア人にとっても特に重要な職人さん達です。

 

あとは彫金技術も忘れてはなりません。

一度は聞いたことはある「ポンテベッキオ」というあの例の橋!

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行かれた方はご存知かと思いますが、あそこはジュエリーショップだらけです。

むしろジュエリーショップしかないです!

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あそこではジュエリー職人達が作ったイタリアならではのジュエリーと取り扱っています。ウインドーを眺めていると目がチカチカしちゃいます~。キラキラ、ピカピカ。

 

そんな職人街フィレンツェ、実は語学留学をしながら、こうした工房でマエストロに伝統技術を教えてもらえるレッスンがあります。それを可能にしているのが

語学学校Machiavelliです。

 

今回のフィレンツェ視察で、レッスンが受けられるたくさんの工房をまわってきました!ありがとうございますMachiavelliさん!

 

ここで紹介しちゃいます☆

 

まずは靴の工房です~。

中にはアレッツォ出身のマエストロの奥様が!アレッツォなまりで正直何を仰っていたのでわかりませんでしたら、とりあえず「ふむふむ」って顔をさせて頂き、

奥のマエストロの元へ~。

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めっちゃ職人気質な頑固親父おじさまといった感じのマエストロが靴を作っていました!

頑固そうな怖い様子だったのであまり話してくれないかな~なんて思っていましたら、突然

 

「日本は雪降っているんだろう?」

となぜか私より日本の情報を知っているマエストロ!

「そうなんですかー!よくご存知ですね~あははは」なんて答えたら

「俺は日本が好きなんだ♡」

とのこと。とても優しいマエストロでした♡

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2週間で革のサンダルを作る事が可能とのこと。2ヶ月で1足革靴を作ることができるそうです!

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こんなカワイイ靴もお店に置いてありました!

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そして次の工房は、絵画と額縁修復の工房です。

 

マエストロの写真を撮り忘れました!しまった~。でもほーーーーんとに素敵な女性で大好きになってしまいました。30年修復の仕事をされているこのマエストロ、本当に優しくて彼女も日本が大好きとのこと。

日本人の生徒さんと今でも連絡を取り合って、その方から日本の伝統の「漆」を送ってもらっているそうです。この漆はイタリアにはないので、とても役に立つし素晴らしいものよね、と仰っていました。日本人の私はなぜか「えっへん」といった気分♪

この時、ちょうど金箔テンペラ画の修復を行っている時にお邪魔しました。

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額縁も金箔をあしらっているものが多いので、よく金箔を使った修復を行うそう。

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もちろん絵画修復も行っており、現在生徒さんにこの絵画の修復を教えながら一緒に行っているそうです。

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テンペラフェチ(どんなフェチだ)の私にとって興奮もの!

こんな作品の中に囲まれて仕事なんて憧れます~。

 

何気なく置かれていたこの額縁、ある生徒さんに任せているそうなのですが

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あのパラティーナ美術館の額らしい…

 

もう工房の中がルネッサーンス状態。髭男爵も乾杯!

というかここ、現代?2014年?という感覚になります。

感動もの。中世の香りたっぷりです。

私もここで習いたいです~!いつか絶対に来ます~と行って泣く泣く去りました。

素晴らしい工房です。

 

工房レポート、まだ続きます~。


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