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2021.08.27 コラム 実は歴史が浅い?!イタリア その①

Ciao!
みなさん、こんにちは!

さて、いきなりなのですが…!
目を閉じて、イタリアの街並みをイメージしてみて下さい…。。
そこに立っている建物は…?街中の雰囲気は…?
恐らく、皆さんがイメージした建物は、古く歴史的で、街はなんだか趣きのある雰囲気が漂っている…のではないかなと思うのですが、いかがでしょうか??

歴史的な建物が立ち並んでいて、というイメージが強いイタリア。
とても歴史の長い国に見えるのですが、実はそうではありません。“統一国家”としては、アメリカよりも歴史が浅いってご存知でしたでしょうか?!?!

国家統一が実現し、イタリア王国が誕生したのは1861年。
今からたったの160年前のことなんです!
あの歴史的なイメージの強いイタリアが、160年の歴史しかない、、と聞くとちょっと驚きですよね!?

実際、イタリアの歴史はかなり複雑です。
イタリアという統一国家が出来上がったのは、実際に160年前のことではありますが、ただそれ以前にあのブーツ型のイタリア半島には長い、混乱もくぐり抜けた歴史があります。
ここで全てを詳細に書ききれるほどの簡単な歴史ではありませんが、まずはイタリア半島の歴史をかいつまんで、イタリアという統一国家がどうやって出来上がったのか、お伝えできればと思います!
かいつまんで、と言っても、かなりのボリュームなので、コラム2部構成でお送りします!(笑)


まずは、旧石器時代まで遡りますが、イタリア半島には、その時すでに人が生活していたであろうと言われています。
ナポリの南東部に位置する“マテーラの洞窟住居”から、旧石器時代に人が住んでいたであろうことを裏付ける物が発見されているようです。
ただ、その後の紀元前8世紀ごろまでのイタリア半島の様子については、あまり詳しいことがわかってはいません。
ローマ建国神話でも有名な話ですが、紀元前753年、オオカミに育てられたと言われているロムルスとレムスがローマを建国しました。この有名なオオカミの乳を吸うロムルスとレムスの像は現在ローマにあります。


(※実はアドマーニオフィスにも、この置物があります!イタリアのお土産です。)

このローマの地から、初代王であったと言われているロムルスによって、ローマ国が作られ、歴史が始まっていきます。
この時はもちろんまだ“イタリア“という名前も登場してきていません。
その後、紀元前509年からは、王政ではなく共和政ローマが誕生しました。
当時の共和政には二つの統治組織が存在したと言われています。
一つは「パトリキ」と呼ばれる貴族の有力者や政治家たちによって形成された組織、もう一つは「プレブス」と呼ばれる富裕な市民が中心となって運営される市民集会があったとされています。
貴族と平民は衝突もありつつも、何とかうまく折り合いをつけ、国を動かしていました。

紀元前3世紀頃には、ギリシャやマケドニア、カルタゴなども勢力を拡大してきたことで、各地で衝突が発生していきました。このような状況の中でローマはイタリア半島のほぼ全域にまで領地を広げていき、ついには地中海全体に勢力を伸ばしていったのです。
さて、力をつけ、順調に見えるローマですが、国内では内乱が多発し、混乱も多くありました。
これを乗り切る救世主となったのが、軍人であり政治家でもあったカエサルでした。最終的には、共和政政治の支持者たちに暗殺されてしまうのですが、この時期から、ローマは王政・帝政政治の方向へと進んでいきます。
そして紀元前27年、カエサルの養子であるオクタウィアヌスが、アウグストゥス(皇帝の称号)になりました。ここから、ローマ帝国の歴史が始まっていきます。

ちなみに!
紀元後80年に現在ではローマの有名な観光地となっているコロッセオが建設されました。
ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場です。

100年頃はローマの最盛期で、イギリス・スペイン・エジプト・メソポタミアに広がる大帝国へと成長していきました。
そして、シルクロードと海の道で、中国とも繋がりを作っていきます。
はい、一旦ここまで!!(笑)
まだまだ、統一までの道のりは長い。。

次回は、紀元後の歴史をお伝え致します!!

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