2021.08.18 コラム 新!世界遺産
Buongiorno!
朗報です!
2021年7月、イタリアに新しく世界遺産が追加されました!
しかも3つ!
昨年2020年は、新型コロナウィルスの影響で世界遺産委員会が中止となり、新規登録などの決定ができずにいましたが、2021年は「拡大第44回世界遺産委員会」として、7月にオンライン・ミーティングで開催し、2020年分も含めた審議が行われたんだそうです。
今回の新規登録で、イタリアの世界遺産登録数は58件!
2019年まで同数で1位だった中国を少しばかり上回り、保有数は世界最多となりました!
★2021年 世界遺産保有数ランキング★
1位 イタリア…58件
2位 中国…56件
3位 ドイツ…51件
4位 スペイン・フランス…49件
ちなみに日本は25件。
うち2つは今回の登録で世界遺産となりました。
★奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島
★北海道・北東北の縄文遺跡群
京都や富士山など日本を象徴する場所がたくさん登録されていますが、日本人の私たちにとっても人気のエリアである沖縄と北海道が仲間入りしたのは嬉しいですね!
イタリア留学中に知り合ったクラスメイトやイタリアの街の人たちに、日本の紹介をすることもあるかと思いますので、
「行ったことがあるよ!」とか
「ここは景色が最高!」とか
「ここに行ったら必ずこれを食べて! 」など
日本を代表する観光スポットや名産品などをイタリア語で説明できるようにしておくと、話が盛り上がるかもしれませんね!
と、前置きが長くなりましたが、今回新たにイタリアの世界遺産に加わった3つはこちら↓↓
★ヨーロッパの大温泉保養都市群(2020年分)
ヨーロッパ7か国、11の温泉都市からなる、国境を越えた世界遺産。イタリアでは「モンテカティーニ・テルメ」が対象となりました!古代ローマ時代から続く温泉地、音楽や文化のサロンとしても発展した場所です。
★パドヴァの14世紀フレスコ作品群(2020年分)
ジョットなど14世紀から15世紀にかけて活躍した芸術家たちのフレスコ画群が、委員会では「フレスコ画の変遷の内、最も劇的に発展した時期の証拠であり、人間の空間表現の飛躍を表している」と評価されたんだそうです。
★ボローニャのポルチコ群(2021年分)
ボローニャの街並みを特徴づけているといえる、ポルティコ(伊:portico)。この屋根付きの歩道(アーケード)がボローニャには、街のいたるところに張り巡らされており、市内中心部だけでも38 kmあるんだそう。サン・ルカ教会に続くポルティコは約3.5 kmもあり、世界最長だそうです。
他にも、イタリアとしては既に登録済みの「カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林」は、範囲を広げて新たに6ヵ国が加わり、合計18ヵ国にまたがる世界自然遺産となりました。
また、水没の恐れがあるヴェネツィアは危機遺産に申請していますが、今回の登録は見送り。
リストには残っているそうなので、水の都の永続に、国際的な協力も得られるようになるといいですね。
世界遺産の国イタリア。どこに行っても素晴らしい自然や文化を見ることができる、贅沢な国です。
首都ローマや大都市フィレンツェ、ミラノなどの有名どころは十分に堪能したというイタリア通の皆さま、次の行き先はイタリアの世界遺産の中からちょっとコアな場所を選んでみるのはいかがでしょう?
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世界遺産の街、イタリア国内を移動しやすい街などなど、各地に提携の語学学校がありますので、ぴったりの学校をご紹介します!まずはご連絡をお待ちしています!
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