
2026.03.27 コラム ミラノサローネの季節がやってきた!

春になると、ミラノの街はなんだかそわそわし始めます。その理由は、毎年4月に開催される世界最大級のデザインイベント、ミラノサローネ。
会場の中心となるのは、ミラノ郊外のロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)。広大な会場には、世界中のブランドやデザイナーが集まり、最新の家具やインテリアがずらりと並びます。
2026年は4月21日(火)から4月26日(日)まで開催予定。この時期のミラノは、まさに“デザイン一色”に染まります。
さらに今年は、2025年にイタリア料理がユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、フードデザインにも注目が集まっているそう。食とデザインが出会う、新しい楽しみ方にも期待が高まります。

とはいえ「会場に行かないと楽しめない」というわけではないのが、このイベントの面白いところ。「家具の見本市」と聞くと少し堅そうですが、実はこの期間、街全体がおしゃれな遊び場のように変わるんです。
それが「フォーリサローネ(fuori salone)」と呼ばれる動きです。
会場の外にもイベントの空気は広がり、ギャラリーやショップ、カフェなど、街のあちこちで期間限定の展示やイベントが開催されます。
まるでミラノの街そのものがひとつの大きな作品のようです!
ふらっと立ち寄って、ワイン片手にデザインを眺める。そんな気軽さも、いかにもイタリアらしい魅力ですね~。
イタリアにとって洗練されたデザインは、特別なものではなく、日常に根付いたもの。そんな感覚が、このサローネからも自然と伝わってきます。
もともとイタリア人は、日常を楽しむのがとても上手な人たち。ちょっとした時間や空間を、心地よく整えることに長けています。
お気に入りの椅子に座ってコーヒーを飲む時間や何気ない会話のひととき。そんな日常の中にも、しっかりと価値を見出しているのです。

実際にイタリアの家庭を訪ねると、その感覚がよく伝わってきます。お気に入りの写真や絵画、雑貨、本などが並ぶ空間は、一見すると生活感にあふれているのに、家全体として統一感があり、美しい。古いものをとても大事に扱いますが、キレイ好きな人が多く、物が多くても雑然としません。

そこには、その人の暮らしや人生がぎゅっと詰まっていて、しかも自然体。洗練された空間を作るためには“隠すもの”と思われがちな生活感も、磨き方ひとつで主役になるのだと気づかされます。
イタリアがデザインの分野で世界をリードし続けている理由は、きっとこうした「日常を楽しむ力」にあるのかもしれませんね。
ミラノサローネは、最先端のデザインに触れながら、「心地よい暮らしって何だろう?」とふと立ち止まって考えさせてくれる場でもあります!
そこには、イタリアらしい「”さりげない贅沢”のヒント」が隠れているようです。
イタリア滞在中の皆さんは、ぜひこの機会にミラノへ行ってみてください!
デザインを「日常として楽しむ空気」を、ぜひ体感してみてくださいね。

アドマーニはミラノにも提携校がございます。お気軽にお問い合わせください。
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