2019.09.23 イタリア文化 残暑を乗り切るイタリア料理3選!
Buongiorno!! みなさん、こんにちは~!
暑い9月前半が終わったと思ったら、急に気温が落ちたりまた上昇したり・・・
こんな時は沢山食べて体力をつけるのが先決!
というわけで今回はイタリアの夏料理を紹介します!
日本でも作りやすいものを選びました。
残り少ない夏を満喫して、秋に備えましょう!
①Spaghetti alle vongole(ボンゴレ)

アサリのボンゴレといえば、日本でも一般的なのでわかりやすいですね!
もともとはナポリ料理で、アサリを入れるのが正式な作り方とされていますが、いまではすべての二枚貝を使うパスタを指すようです。
アサリが手に入らない地域ではフィリピンアサリ、もしくはレイドアルテミスと呼ばれるハマグリ科の二枚貝を入れることもあるそうです。
ヴェルミチェッリ、スパゲッティ、リングイネを麺として使います。
②La Panzanella(パンツァネッラ)

イタリア中部発祥のトマトとパンを使ったサラダです!
現在はトスカーナ、マルケ、ウンブリア、ラツィオが主要な地域として知られています。
原料はパン、玉ねぎ、バジル、トマト、キュウリなどで、昔からあった料理でしたが、時代が進むにつれてニンジン、コーンなども追加されるようになりました。
新鮮な野菜を味わうことができる、さわやかな一品です。
ローマにあるコムーネのひとつ、モンテロトンドは7月にパンツァネッラのためだけのお祭りをすることで知られています!
③Prosciutto e Melone(生ハムメロン)

「生ハムメロンが料理!?・・・手抜きかなっ?!」と思ったそこのあなた!
生ハムメロンにはとても古い歴史があるのです!
ロ―マ時代の医学、2世紀のユーモリズムでは、火、空気、土、水、という4元素に基づいた食事が勧められました。
すなわち冷たいもの、湿ったもの、熱いもの、乾燥したものを食材として使うわけです。
そのため、干し肉とフルーツを一緒に食べることは当時の健康観に適っていました。
実際に効果があるかはともかく、ジューシーな甘さと生ハムのしょっぱさがさわやかな後味を生み出して、なんだか体にいい気がしてきませんか?
美味しい夏を食べよう!
この記事で取り上げた料理はすべて、日本のみならず世界中で食べられるものです。そう考えるとイタリア料理の人気がわかりますね。
イタリア料理を食べて心も身体もイタリア人になって、この暑くて寒い9月の最期を乗り切りましょう!
それでは、今週も良い週を!CiaoCiao!
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