2020.05.19 コラム 留学お役立ち情報 イタリアで引っ越す
Hola todos!!!
・・・・え?何語?!
スペイン語で「やぁ」「こんにちは」です。イタリア語のCiaoですね。
todosはみんな、イタリア語のtuttiです。
イタリア人(特に若者)は時々こうして他国の言語を使って挨拶することもあります。
若者言葉もたくさんありますし、日本と同じですね~。
ヨーロッパは陸続きなので、イタリア語が話せたらスペイン語もフランス語も話せちゃう!
なんて聞いたことありませんか?
なんとなーーーくなら分かるのですが、もちろんさっぱり分かりません。笑
イタリア語で話したら通じてる感じがしますが、結局いくつかの単語が聞き取れるくらいであとは・・・なんとなくです。笑
でも、LCCを使えば5千円くらいでフランスも行けちゃいますし、
イタリアにいる間にたくさん旅行しちゃいましょう♪
と前置きがながーくなりましたが、
今日はイタリアでの家事情・お引越しについて私が留学時にどうしたかをお話したいと思います。
一番多い質問が
「家ってどうやって探せばよいんですか?」
です。
異国の地でいきなり家を探さなきゃいけないのってかなり大変ですよね?
大丈夫です。留学をされる方はちゃーんと学校が紹介してくれますよ。
でも、日本でいう一人暮らし(ワンルームや1Kタイプ)は不動産会社を通して自分で探さなきゃいけない学校もあります。
まずはどういったタイプがあるのか?こちらで確認してみてくださいね。
→滞在先について
今日は皆さまに私の体験談をお伝えしたいので、詳細の説明は控えます。すみません
私はミラノ・シエナ・フィレンツェに滞在経験があります。
最初はフィレンツェでした。
ここでは私もイタリア語さっぱりだったので、学校へ依頼して、学校から徒歩2分の家に住んでいたのですが・・・。
21歳という若さもあり、ダブルルーム・6人で1つのバス・トイレ・キッチン共同のシェアアパートに住んでいました。
6人のうち、私はスイス人の女の子とシェアルーム。
日本人の女性の方がシングルルームにそれぞれ2名。
大家さん夫婦が1つの部屋にワンちゃんと一緒に住んでいました。
女5・男1の6人シェアです。
想像できますよね?
そうです。トイレ戦争です。( ;∀;)
イタリアのおうちはバストイレが一緒のユニットタイプです。
朝、みんな9時から学校なので7~8時ころに起きてトイレ・洗面台を占領するわけです。
遅刻しちゃった日にはもう最後。
トイレをずっと我慢して、学校で行っていました💦
夜はなんだかみんな上手にルールを作っていて、
4時からの人・6時からの人・8時からの人・寝る前の人みたいな感じで、順番に入っていました。
これも日本人の方が多かったから助かったけど、イタリア人の大家さんに初日にばぁーーーっと説明された時はチンプンカンプン。
まぁ見て学べ、じゃないですが少しずつルールを理解していけばよいので、なんとかなります。
よく問題なかったですか?とも聞かれますが・・・・
イタリアで暮らすのは問題だらけです。笑
お湯は出なくなるわ、火のつけ方は分からないわ、鍵の開け方が分からなくてトイレに閉じ込められるわ、冷蔵庫小さいわ、暗くて勉強できないわ、ルームメイトのいびきはうるさいわ・・・。
もう一度、言います。問題だらけです。笑
まぁそれも留学の醍醐味だと私は思えたので良かったのですが。
そんな生活を3ヵ月続け、当初の予定であったシエナに引っ越すことになりました。
シエナの家は自分で探さなければいけなかったので、
フィレンツェに住みながら、シエナに何度か足を運び、実際に内見して大家さんに会ってから決めました。
もちろん、一人では怖かったので当時の大学の先輩に助けてもらいながら。
家の見つけ方は今となってはもう古いのですが、
シエナの街中にある掲示板(ネットカフェや大学など)にたくさん電話番号が書いてある付箋があるんです。
そこに片っ端からかけていくという。
家賃は交渉次第なので、安くなりますね。(←語学頑張りましょう!)
あとは実際に約束の時間に家に行ってみて、良い大家さんかどうか、お湯がでるかどうか、私にとっては大切なトイレの清潔感を見てから決めます。
あとで思ったのは契約書でも書いておけばよかったのですが、
全て口約束です。
「じゃあいついつからきてね。はい、鍵」
でおしまい。
えーーーーーーーーーーーーーー
ですよね。
そう、こんなんでよいのか?って思ったのですが、周りに聞けばこんなもんだよ、と。
日本みたく、不動産会社に行って契約書にサインして保証人立てて。。。。
なんてのは家そのものを借りたり買ったりするときです。
あくまでも大家さん(家の持ち主)がいて、そこに住んでいる方もいて、
その住んでいる人が大家さん代わりにお金を徴収するなんてこともしばしば。
で、私たちはその1部屋を借りるだけなので、特に不動産会社へ行く必要はないんですね~。
不動産会社に行っちゃうと、仲介手数料も取られますし、契約書は何書いてるか分からないですし、あんまりお勧めしません!
語学ができて、夫婦二人で住むという方は話は別ですが。
ということで、イタリアの引っ越しは簡単にできるんです。
家具付きなので、ほんと体一つで。
次のシエナのおうちはイタリア人4人と同居でした。
夏はみーんな実家帰っちゃったから、私1人暮らしのようでしたが、
シエナ大学の学生さん、シエナ大学で講師をしている方とその彼女、あとはデザイナーさん。
めちゃめちゃ楽しかったですね。この生活。
英語話せないので、頑張って身振り手振りで。もう慣れたもんですよ、お湯がでない、水が流れないなんて。
ここでイタリア語がかなり話せるようになった気がします。
そんなこんなで一度目の留学が終了しました。
ついついながーくなっちゃうのですが
このコロナ禍で私の体験談をどんどん暴露していきますので笑
どうぞお付き合いください。
Buona giornata!!
この記事を読んだ方にオススメの記事
新着情報
コラム&ブログ
- Piacere! ファビです! 2024/10/04
- 実家に眠っていたレシピ本のレシピを作ってみようの会 2024/10/01
- ボルセーナの城下町 2024/09/29
- アペリティーヴォ第4弾実施レポート 2024/09/27
- Pizzeria Sorbillo に行って来ました。 2024/09/25