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2014.01.10 コラム&ブログ 留学お役立ち情報 イタリアの方言

イタリア語、みなさん頑張っていますか?

 

これからイタリアに出発される方、すでにイタリアに留学をされている方、

イタリア語学習の調子はどうでしょうか?

 

イタリア語って奥が深いですよね。

活用なんて6つもありますし、Articolo(定冠詞)、Feminile(女性形)、Maschile(男性形)、Plurale(複数形)、Singolare(単数形)と、日本語には存在しない文法要素が盛りだくさん。

だからこそイタリア語の勉強のやりがいを感じません?あれ、あんまり感じませんか?

 

ただ奥の深さに、ここでご紹介をしたいのがイタリア語の方言です。

 

イタリア語は全土それぞれの地方で、それぞれの方言を話します。方言がない地域は存在しません。

イタリア人同士でも全員それぞれの方言でお互いに話をした場合、永遠に意思疎通は不可ですね。

それくらい方言は全く違う言葉を話します。

 

そんな中唯一イタリア語標準語に一番近い言葉を話す地域とされている場所があります。どこだか分かります?

それは

 

トスカーナ州

 

と言われています。トスカーナ州と言えばフィレンツェにシエナなど、語学学校も非常に多く集まる地域ですね。というのもこの理由、イタリア語が標準語に近いからです。「神曲」を書いたダンテが、初めてトスカーナ弁をイタリア標準語にして書いたことが標準語の始まりと言われており、イタリア語標準語がトスカーナ弁から由来するものとされているのも大きな理由ですね。

でも間違えないでください。トスカーナだって強いアクセントや方言は存在します!決して標準語だけではないのです。

有名なのはCoca cola「コカコーラ」

フィレンツェの話し方だと「ホハホーラ」に変わってしまいます。フィレンツェやシエナ、至るところで「ハホハホ」しており、どうやらカキクケコがハヒフヘホになってしまうみたいなんです。

素敵なフィレンツェの町中で、ダンディなスーツ姿のかなりのイケメン男性が、別れ際に同僚に(私の推測)挨拶をしていたのですが、大きな声で

ブォナバハンツァ!」と言って去って行ったのを私は忘れません。

Buona vacanza 、正しい発音は「ブォナバカンツァ」

吉本コントばりにずっこけそうになった記憶があります。

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フィレンツェのこのなまりも結構強い上、アクセントも若干強い。ですが特徴的な方言が少ないので語学を学ぶのには一番適している街かと思われます。

 

ミラノやベルガモなど北イタリアの方も結構強烈な方言やなまりを話すことも有名ですが、ナポリやシチリア、プーリアも全く負けていません!南イタリアの方言で、笑っちゃうくらいみんな何を言っているのか分からないこともあります。「Dove vai?」が「Addu sta bau?」、「Ragazza」が「マンニョーナ」(むしろどうやって書くかもわからない笑)といった具合にですね、全く違う言葉になってしまいます。南イタリアはギリシャの影響を強く受けている地域なので、ギリシャの言葉も若干残っているんだそうですよ。

DSCF4335

 

それだって地方には地方の良さだってありますし、もちろんどの語学学校も美しいイタリア語を教えてくれますので

他の街での留学も全く心配しないでください。

現在イタリアの学校教育は必ず標準イタリア語を話すように教育しています。

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そして私たち日本人にはもちろんちゃんと標準語を使ってくれますし、テレビやラジオでは、標準語の訓練学校を出た人じゃないと働けないようになっているので、もっとも美しいイタリア語を話しています。是非イタリア語学習に活用してください。

ただこういった各地の方言が存在するということを事前に知っておいてください。

たまに一生懸命聞いているのに何を言っているのか分からないときもあります。それはもしかしたら方言の可能性もあります。なのでその時は「方言だし分からないのは当たり前〜」と思って余裕で聞き流してくださいね!


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