2021.03.05 イタリア文化 コラム ルネッサンスの三大巨匠
ルネッサ~ンス!
そんな乾杯の挨拶が流行った時期もありましたね。(古い)
「Rennaisance:ルネサンス」
なんとなく歴史の授業で覚えたことのあるこの言葉。
もちろん、イタリア語の挨拶フレーズではありません!
これは、フランス語で「再生」「復活」を意味する言葉で、古典古代のギリシア・ローマ文化を復興しようとする、14世紀頃からイタリアの諸都市で起こった大きな文化の変革運動、あるいは時代区分のことを指しています。
イタリア半島からヨーロッパ各国に大きな影響力を及ぼした、イタリア発信のものですが、なぜかフランス語。
あとになって「イタリアでこんなすごいことが起こっていた!」と歴史的に認識されたということなんでしょうか。
今日はそんなイタリア・ルネサンス文化から、
盛期ルネサンスを代表するこの3人の名前を覚えておきましょう!
“神の如き人”
ミケランジェロ
Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni、1475年-1564年
“万能の天才”
レオナルド・ダ・ヴィンチ
Leonardo da Vinci、1452年 – 1519年
“聖母子の画家”
ラファエロ
Raffaello Santi、1483年 – 1520年
さすがに皆さんもご存知でしたね。
この3人が活躍した16世紀初めのおよそ30年が、イタリア・ルネサンスの美術が頂点を極めたとして、盛期ルネサンス(High Rennaisance)と呼ぶんだそうです。
ということでこの3人が盛期ルネッサンスの「三大巨匠」。
一人一人の解説は研究者の方や各書籍にお任せするとして、とりあえず覚えておいて損のない、歴史的偉人です。
数年前に三菱一号館美術館で開催された、「レオナルド×ミケランジェロ」展で、それぞれの素描から完成した絵までを見てきたことがありますが、こんなに細かいものを、いとも簡単にさらさらっと描いたんだろうな…と、一つのデッサンにずっと見入ってしまうくらい、なんだかすごかった。
超有名作品を実際に見た時の感動もさることながら、それらが完成に至るまでの経過を知れば、また違った素晴らしさを発見できるのかなと思います。
「オンライン美術館」なるものも登場している最近、おうちでのんびりアートなひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
アドマーニがおススメする語学学校の一つに、なんとルネサンス三大巨匠の一人の名前を持つ学校があります。
その名もずばり!「スクオラ・レオナルド・ダ・ヴィンチ」校!
ミラノ、フィレンツェ、ローマに校舎があるので、留学中に校舎を移動することもできる、語学学校としての質も高い老舗校。
ご興味のある方はぜひアドマーニへご相談ください!
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