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2020.10.30 イタリア文化 コラム 気になるイタリアの教育制度

イタリアのことは好きだけど・・・小学校ってどんなことしてるんだろう?義務教育は日本と同じ?お受験はあるのかしら・・?
などなど、色々気になるイタリアの教育事情。
今日はイタリアの教育制度について、みてみましょう♪

(教育のお話なので、いつもより真面目に書いております。( `―´)ノ


保育園から大学までの流れ

保育園: 0~2歳
幼稚園:3~5歳
小学校(5年):6-11歳
中学校(3年):11-14歳
高校(5年):14-19歳
大学(3年、5年):19歳-

イタリアの義務教育は、小学校から高校2年までの10年間。他国と比べて1年長いのが特徴です。
ほとんどの子どもたちは幼稚園から通っているそうです。


学校の時間

授業は、朝8:30頃からスタート。
開始時間や授業の時間は、地域や学校によって異なりますが、だいたいお昼すぎまで学校にいて、帰ってお昼ごはんが普通とのこと。
最近では共働きの両親にありがたい、夕方まで授業を行う小学校もあるようです。
中学、高校になると、授業時間も長くなり、学校で過ごす時間は半日に。

日本以外の多くの国がそうであるように、学年の始まりは9月です。
長くて有名な夏休みは、学年の切り替わりとなる6月半ば頃から9月頭の約3ヵ月。
クリスマスから新年にかけて冬休みもまぁまぁあるので、学校以外の自由時間が結構多いような気がしますね~。
まして、毎日の授業が終わるのも日本よりだいぶ早めですし…。
ただ、学校で出る課題は量も多いし、難しい。小学生から高校生まで、発表重視の毎日の授業を受けながら、たくさんの宿題をこなさなければならないとなると、思ったよりもハードに勉強をする生活になっていそうです。


特徴

小学校

小学生にも宿題はたくさん出ます!先生の宿題チェックは口頭で行われます。
小学生のうちから、自分で考え、意見を発表すること、プレゼンテーションの力が鍛えられているんですね。
学校には保護者が必ず送り迎えをすることになっていたり、早生まれの子は入学時期を1年遅らせるかどうかを選べたりというのも、イタリアの小学校の特徴といえるでしょう。

中学校

中学校になると、授業科目も増えて、勉強内容も大きくレベルアップ。なんと第2外国語も必修です。
中学3年次の卒業試験では、語学などの筆記試験に加えて、3年間で自分が学んだことを論文にまとめての口述試験(30分!)があります。
これに合格すれば、晴れて中学卒業、希望の高校への進学です。
ただ、義務教育だから平気でしょうと甘く見ていると、これがなかなか難しいとか…。

高校

高校は、その卒業後の進路によって大きく3つの種類があります。

  • リチェオ…大学進学を希望する人
  • 職業学校…就職予定
  • 技術学校…大学進学、就職、どちらもOK

高校2年生までが義務教育なので、いずれかの高校には全員必ず進学します。
高校では最初の2年で一般教養、後半3年で専門的な内容を学習します。
高2までの義務教育課程だけでも、十分社会に出ていける力はついています。
そこからさらに3年間の学習をし、高校5年間の修了認定として、国家試験「マトゥリタ」に合格すれば、高校卒業となり、大学進学へのパスポートとなります。
イタリア人にとっては人生の一大イベントといえるのではないでしょうか。

先にもご紹介しましたが、基本的に中学から高校、高校から大学への進学にあたって、入学試験はありません。ただ、近年の大学進学においては、希望者が多い学部や医学部などで、独自試験が課されることもあるそうです。


まとめ

幼児教育で有名な、モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育に見られるように、自由を尊重し、好きなこと、得意なことを伸ばしていくということを重要視するのがイタリアの教育。
以前にレッジョ・エミリアについて記事も書いておりますので、ぜひご参照ください。

関連記事:レッジョ・エミリア・アプローチとは

教育改革を進めてきているとはいえ、やはり知識重視の大学受験をゴールとする日本とは大きく違いますね!
どちらがいい、悪いということではなく、どのような環境で、どのような教育を受け育ってきたのか、その土地の「普通」を知ることは、異文化理解の一つの手助けとなるはずです。
もちろん全ての人に当てはまるわけではありませんが、イタリア人のちょっと気になる行動も、不思議に感じるマイルールも、イタリアと日本の教育制度の違いから、「だからこうなんだ!」と発見するのもの楽しいですね!


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