2026.09.07 コラム
はじめての方に知って欲しい
イタリア渡航前に知っておきたい!ちょっと気になるトラブル集
Ciao a tutti!
美しい街並み、おいしい料理、陽気な人々。イタリアには、ここでしか味わえない魅力がたくさん詰まっています。
たとえ短い観光旅行でも、実際にその街を歩き、そこに暮らす人々や文化に触れてみると、ガイドブックだけでは分からない、イタリアならではの魅力にきっと気がつくはずです。
でも、渡航前にひとつだけ覚えておきたいのが、スリや詐欺などのトラブル。
「イタリアは危険!」と怖がる必要はありませんが、観光客が多く集まる場所では、旅行者を狙ったトラブルが起こることもあります。
今回は、はじめての旅行や留学の際に知っておけば慌てずに対応できる、代表的なケースをご紹介します!

①「プレゼント!」には要注意
観光地を歩いていると、突然「プレゼント!」と声をかけられ、物を渡されることがあります。特によく聞くのが、ミサンガやブレスレット。愛想よく近づいてきて、腕に勝手にミサンガを結びつけ、あとから「お金を払って」と要求されるケースもあります。
もちろん、すべての人がそうだというわけではありませんが、知らない人から突然何かを渡されたら、安易に受け取らないのが安心です。
また、路上で絵などを販売している人から、うっかり商品を踏んでしまったことを理由に、金銭を要求されたというケースも(実際は踏んでいなくとも…)。
お土産を買うなら、路上で声をかけてくる人からではなく、ショップや、きちんとした市(メルカート)などを利用するのがおすすめです。
②タクシーに乗るなら?
空港や駅で「タクシー?」と声をかけてくる人にも注意しましょう。
イタリアの正規タクシーは基本的に白い車体で、屋根に「TAXI」の表示があり、メーターを備えています。到着したばかりで土地勘がないと、つい声をかけてくれた人について行きたくなりますが、タクシーは公式の乗り場から利用するのがおすすめ。
駅や大きな広場には、たいていタクシー乗り場があります。さらに、近年では日本と同じように、イタリアでもタクシーをアプリから呼べる都市が増えています。対応している地域なら、こうしたアプリを利用するのもひとつの方法です。
③駅での「親切」、本当に親切!?

駅の券売機の前で操作に困っていると、「手伝いましょうか?」と声をかけられることがあります。もちろん、本当に親切な人の場合もあります。でも、観光客の荷物や財布から注意をそらすために近づいてくるケースも。
「券売機を操作している間に、もうひとりの仲間がカバンに手を伸ばしていた」なんてこともあるので、要注意です。利用方法に困ったときは、まず駅員さんに相談するのが安心。
それから、「荷物を運ぼうか?」と声をかけられ、半ば勝手に荷物を運ばれたあとに金銭を要求されるパターンもあります。
どちらのケースも、必要なければ「No!」とはっきり伝えて、その場を離れるのが吉です。
④「安すぎる宿」には注意!
最近では、オンラインでの旅行予約にも注意が必要です。
「中心部なのに、こんなに安い!」そんな宿泊先を見つけても、予約サイトを通さず、知らない相手から直接送られてきたリンクや、WhatsAppなどを通じて支払いを求められた場合は要注意。
「安いから急いで予約!」ではなく、予約先や支払い方法を一度確認することが大切です。
大切なのは「疑いすぎる」ことではなく「知っておくこと」
……と、いくつかよくある例を挙げましたが、大切なのは「何でも疑うこと」ではなく、「こういうこともある」と知っておくことです。
イタリアには、困っている旅行者に声をかけて助けてくれる親切な人もたくさんいます。地元の人とのコミュニケーションも、旅行や留学の醍醐味ですもんね。だからこそ、すべてを疑ってしまうのはもったいない!
ただ、「こういう手口もある」「困ったときは、はっきりNOと言っていい」と知っておくだけで、いざというときの対応が変わります。
そして、イタリア滞在に慣れてくると、街の雰囲気や人の動きにも少しずつ敏感になっていくもの。
初めてのイタリアでも、「私、知ってますから!」くらいの気持ちで、堂々と旅を楽しみましょう!
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