
2025.09.08 コラム ジェラート屋さんでオリジナル単語帳が作れちゃう!
イタリアに留学して最初に驚くのが、「Gelateria(ジェラート屋さん)」の多さ!
大きな都市の中心地はもちろん、郊外の住宅地、海沿いの町にも必ずあります。しかも、どこもレベルが高い!
ジェラートは季節ごとにフレーバーが変わることも多く、ショーケースにずらりと並ぶラベルには、イタリア語の単語がずらり。
見てるだけでも楽しく、目移りしてしまうので、選ぶのには一苦労!
たとえば…
fragola | いちご |
pistacchio | ピスタチオ |
limone | レモン |
melone | メロン |
pesca | 桃 |
cioccolato | チョコーレート |
stracciatella | チョコチップりミルク |
この辺りはどのジェラート屋さんにもある定番の味ばかりですね!
これは知らなかった!イタリアならではのフレーバーたち
イタリアのジェラートの魅力は、日本ではなかなか出会えないフレーバー!
ぜひ挑戦してみてください!
🟠 Fichi d’India(フィーキ・ディンディア)
南イタリア、特にシチリアでよく見かける「ウチワサボテンの実」のジェラート。
見た目は鮮やかなオレンジとピンクで、味はほんのり甘くてトロピカル。
地元の人にとっては「夏の定番」で、日本ではまず味わえない珍しさも魅力です。
🥥 Cocco(コッコ)
ココナッツ味。暑い海辺の町では定番で、ひと口で南国気分になれる人気フレーバー。
冷たくて、でもどこかクリーミー。軽めのシャーベット系から濃厚系まで幅広くあります。
※私は👆あれば必ず頼んでしまいます!
🍫 Gianduia(ジャンドゥイヤ)
トリノ発祥、チョコレートとヘーゼルナッツの贅沢なブレンド。
「ヌテッラ」の原型とも言われるこの味は、北イタリアの誇りです!
甘すぎず、香り高く、大人のジェラートです。
🍷 Zabaione(ザバイオーネ)
卵黄・砂糖・甘口ワインを使った伝統的なデザートの味をジェラートにしたもの。
一見カスタードのような濃厚そうな黄色に見えますが、なめらかで香り高い、ちょっとレトロな大人の味。歴史ある味をジェラートで味わえるのも、イタリアならではの楽しみです。
頭で覚えるより、身体で覚える
語学学習というと、「机に向かってノートに単語を書く」イメージがあるかもしれません。
でも、イタリアでの留学生活では、”暮らしそのものが学びの舞台”になります。
- お腹が空いたからジェラート屋さんへ → ついでに語彙力アップ!
- 美味しそうな味を見つけた → 単語帳にメモして後で調べる!
- 注文してみた → 発音と会話の実践練習!
- イタリア人の友だちにおすすめを聞いた → 新しい表現が手に入る!
そんなふうに、生活のあらゆる場面が「生きた教科書」になるのがイタリア留学の魅力です。
あ、「お腹が空いたからジェラート屋さんに」…!?ん?と思った方も多いのではないでしょうか。
イタリアのジェラートはPiccolo(小さいサイズ)を頼んでも想像以上に大きいので、Media(中くらいのサイズ)なんて選んだ日には…! お腹もいっぱいになってしまいますよ!
暑い日にはジェラートがお昼ご飯の代わり、というのもありですね!
あなたの“推しフレーバー”は?
イタリア語には、「gustare(グスターレ)」という美しい動詞があります。
直訳すれば「味わう」ですが、ニュアンス的には「ゆっくり楽しむ」「堪能する」に近い感覚かもしれません。
イタリアの夏、イタリア語、そしてジェラート。この3つをゆっくりgustareしてみませんか?
語学と味覚を同時に刺激してくれるジェラートは、留学生にとってまさに「美味しい教材」!
ジェラートを片手にイタリア語と文化を味わいながら、あなただけの「推しフレーバー」を見つけてくださいね!
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