2023.12.01 コラム イタリアのレンタカー
皆さまBuongiorno!
本日のコラムでは、アドマーニスタッフがイタリアでひどい目にあった経験をご紹介したいと思います…。
それはある夏の日の事…。
私は知人と二人旅行に行く計画を立てていました。アグリトゥリズモ(牧場等に併設された宿に泊まり、現地の食材を用いた食事などを楽しむ)を予約し、現地へはレンタカーで向かう計画でした。
レンタカーの予約はネットで済ませ、確認のメールも届いていたので準備万端!
当日の朝8時頃、レンタカーを予約していた店に行き、予約していた○○ですと名乗るとなんと、“君の車はない”と言われたのです…。
え…?どういう意味…?
よくよく話を聞いてみると、ネット予約の方はディーラーが現場に確認することなくどんどん予約を取るので、当日行ってみたらレンタルできる車が無いということはままあるらしい…。
車を借りる店舗に事前に電話で直接確認をとっておいた方が良いですね。
ちなみにイタリアの車は日本と違って、マニュアル車が主流です。
この時もマニュアル車なら出せるけどオートマ車がないということでした。オートマ車は少ししか所有していないレンタカー会社がほとんどで、値段もマニュアル車を借りる場合の2~3倍します…(苦笑)
もう一つ日本でレンタカーを利用する場合との違いとして、車を運転する本人名義のクレジットカードが必要な店が多いという点があります。
店側が車を貸す際の保証金として最大で1500€程(店によって異なる)を預かるのですが、その方法としてクレジットカードの1500€使用分を車の返却までブロックするという方法をとっています。
(一時的にカードの使用可能代金から1500€が引かれ、車の返却後元に戻る)
預かり金分の使用可能金額が残っていない場合は使用できませんのでご注意を!
また、当日に店舗で紹介している保険に入れば預かり金の額が下がるという店もありますのでよくご確認ください!(当然ですが保険金として払った金額は車の返却後も戻ってきません)
話を戻しますが、私の予約した車が無いと言われた時、全く予想していなかったことに関するショックとその日の旅行をどうすればいいかという焦りで、その店には何か代わりの方法はないかと軽く尋ねただけで引き下がってしまったのですが、そちらの責任なのだから別の店の車であってもそちらがお金をだして車を用意してほしいと、食い下がるべきだったなと反省しています…。
返金はしてもらったものの結局自ら別の店で当日申込をすることになり、300€程度払ったのをよく覚えています。元々払っていたのは120€程度だったので、追加で180€の出費だったということになりますね…。
こんな話をするとイタリアでレンタカーはやめておいた方が良いかも…と思われるかもしれませんが、車という手段が取れると、旅行先の選択肢が大きく増えますので是非挑戦してみて頂きたいです。
特に冒頭にお話ししたアグリトゥリズモの施設はその特性上、田舎にあることが多く、車で行く方がかなり楽になるケースが多いです。
アグリトゥリズモは大変お勧めのイタリア観光ですので、ぜひ一度は経験してみてくださいね!
人生での新たな挑戦を考えておられる方、自身にとって未知の文化・世界を体験されたい方、イタリアでそれを実現してみませんか?
イタリア留学に関するご相談はぜひアドマーニへ。
ご連絡お待ちしています!
この記事を読んだ方にオススメの記事
新着情報
コラム&ブログ
- 新しいポッドキャスト『a domenica!』がスタート! 2024/12/12
- 遠方からお客様が会いに来てくれました! 2024/12/10
- Calendario を用意しよう!その③ 2024/12/08
- Calendarioを用意しよう!その② 2024/12/06
- Calendarioを用意しよう!その① 2024/12/04