
2025.05.23 コラム イタリアの朝食事情
Buongiorno a tutti! Come state?
皆さまこんにちは!お元気ですか?
朝ごはんは一日の、特に午前中の元気を出すためにも大事だと思っております。
日本風であれば、ご飯に味噌汁に焼き魚とイメージができるものもありますが、なかなか朝ごはんにそんな立派な朝食を準備するのも難しいなんてことありませんか?
そうですよね!
ではイタリア人の朝食を見てみましょう!
イタリアの朝食は、シンプルで甘いものが中心です。
これは、昼食や夕食がしっかりしているため、朝は軽めに済ませるという文化的背景があります。
☕イタリアの朝食の特徴
甘いもの中心の軽い朝食
イタリアの朝食は、甘いペストリーやビスケットとコーヒーが定番です。例えば、カプチーノとブリオッシュ(イタリア風クロワッサン)の組み合わせは超スタンダード。
1. 自宅での朝食
調査によると、約70%のイタリア人が自宅で朝食をとることを好むそうです。自宅では、ビスケットやクッキーをコーヒーやミルクに浸して食べるのが一般的。
2. バールでの朝食
一方、バール(カフェ)で朝食をとる人もいます。仕事や学校の前に立ち飲みでさっと済ませられるのが最大の魅力。バールでも、人気なのはやはりカプチーノとブリオッシュです。
🥐地域ごとの朝食の違い
イタリア各地で朝食のスタイルに違いがあります。
- シチリア:暑い地域であるため、コーヒーの代わりにさっぱりとしたグラニータ(氷菓)を食べることも。
- 北部地域:フォカッチャにジャムを塗って食べるスタイルが見られます。
🕒「メレンダ」とは?
イタリアでは間食(おやつ)のことを「メレンダ(Merenda)」と言います。
イタリアの小学校では、午前10時〜11時頃にメレンダの時間があることが一般的です。各自家から持参した「メレンダ」を食べますが、これは子供たちが昼食までの間にエネルギーを補給するためのもので、スナック菓子やチョコレートではなく小さなパニーノやフルーツなどが一般的です。日本の小学生にはちょっと羨ましい習慣かもしれませんね。
…というわけで、とってもシンプルでライトなイタリアの朝食スタイル。
留学の際は、現地の朝食文化を体験してみるのも楽しいでしょう。バールでの立ち飲みスタイルや、地域特有の朝食メニューを試してみてください!
それでは次のコラムまで a domani!
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