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2021.06.30 コラム イタリアのワクチン接種について

Ciao!
皆さん、こんにちは!

日本でのワクチン接種もようやく進んできましたね。
ただ、職場接種や大学などでも進められてはいるものの、実際現在1回目の接種を終えた方は、人口の約22%、必要接種回数を終えた方は、約11%とのこと。
まだ、もう少し時間がかかりそうではありますね。。

では、イタリアの現在のワクチン接種の情報はどうなのか、今回のコラムでは、日本と比較する形でお伝えしたいと思います。


イタリアのワクチン接種率

現在のイタリアのワクチン接種の状況は、1回目を受けた方は人口の約55%、必要接種回数を終えた方は約30%とのこと。
単純に数字だけ見ると、日本とは倍以上のスピードで接種が進んでいるようですね。

6月28日の段階で1日の感染者数は、イタリア全土合計で387名、週平均にすると714名。
グラフを見ると、3月中頃からを境に、どんどんと減少してきています。

東京の1日の感染者数が、6月28日は317名だったので、イタリア全土の感染者数と東京の感染者数が同数程度となっています。
ワクチン接種の効果が出ている、ということはこの数字からも言えるのではないかと思います。

ワクチンの種類

イタリアでは、ファイザー(アメリカ)/ BioNTech(ドイツ)、モデルナ(アメリカ)、アストラゼネカ(イギリス)、ジョンソン&ジョンソン(アメリカ)のワクチンを接種しています。

日本で現在接種されているワクチンは、ファイザーとモデルナのみ。
アストラゼネカのワクチンは、5月21日に薬事承認が下りていますが、まだ接種が実施されてはいません。

このように見てみると、イタリア国内で接種されているワクチンの種類の方が日本よりも多いということになります。

ワクチン接種方法

日本では、接種予約券が各自治体から発送され、予約をしてから接種を受けに行く、という流れがスタンダードですよね。
この予約については、パソコンの前にスタンバイして、それでも数時間かかって予約を取ったり、電話も全く繋がらない…という状況がニュースでも伝えられていました。
実際、私の両親も先日接種券が届き、予約開始当日はパソコンの前にスタンバイ。
結局、数時間かかって予約が完了できたという状況でしたので、接種が開始してから今現在も予約を取るにはかなりの力を要するようです。

では、イタリアではどうなのでしょう??
まず、イタリアのワクチン接種は、予約券の発送などはありません!
日本は、情報が国民全員に行き渡るように、国から発信され、国民は待っているというスタイルですが、イタリアはその逆。
国からのサービスを受けるためには、自分で情報を取りにきてね、というスタイルです。
イタリアのワクチン接種の予約方法は、

  • オンライン
  • 電話
  • 郵便
  • ICカード化された健康保険証(日本のマイナンバーカードのようなもの)で郵便局の端末から行う

です。
予約に時間がかかる…ということもなく、予約そのものはスムーズに取ることができるようです。

そして、ワクチン接種が出来る場所は、現在、病院以外で、ワクチンセンターと呼ばれる所がイタリア全土に約2200か所あります。
ちなみに、4月からはイタリア各地で予約なしで接種ができる「オープンDay」があったり、真夜中のアストラゼネカ限定「アストラ・ナイト」なるものもあるそうです!(発想がイタリアらしい!?!?)

さらに5月からは年齢制限なども緩和され、なんとパレルモではイタリア初の24時間いつでも接種OK!な会場が設置されたとか!
あの手この手で接種を促進しているようですが、これくらい“どうぞどうぞ”という感じで接種を進めるのもアリなのではないかと思います。

ワクチン(グリーン)パスポート

EU圏内で取り組まれているもので、
・EU内の自由な移動を促進
・国間の旅行と移動が可能
・就労・観光目的でEU内外を安全に移動が可能

にすることを目的としています。

このパス、書式のものも、QRコードを読み込むデジタル版のものもあります。
6月 1 日からイタリアを含む 10 か国がすでにシステムを導入し、デジタル版のパスは、アプリなどを使ってダウンロードできるようです。

これから到来するバカンスシーズン、EU圏内の旅行に適用となり、便利になりそう!
なのですが…それでもまだEU共通グリーンパスが、コロナ前のような自由な移動を可能にするチケットになるには不十分なようで、EU各国で、独自のルールが設定されています。

日本でも、このワクチンパスポート制度は動いており、7月中旬にも開始となる目処が立っていると新聞などで報じられていますね。
いずれは世界共通となり、このワクチンパスポートが本当のパスポートと共に必要になる日も来る!?のかもしれませんが、現時点では、EU圏のワクチンパスはEU圏だけでの運用・適用となり、日本のものも国内で活用されるようです。


今回のコラムでは、日本と比較する形でイタリアのワクチン接種状況をお伝え致しましたが、いずれにしても各国が色々な形で、ワクチン接種を急ピッチで進めていますね。
ゲームチェンジャーと言われているワクチン、この効果が一日も早く出て、コロナ前のような“日常”に戻ることを願うばかりです。

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