2026.01.20 コラム ミラノ・コルティナ2026開幕直前!イタリアらしさが見えてきた
いよいよ来月の6日に開会式の迫るミラノ・コルティナオリンピック!
開会前ひと月を切り、色々と詳細が見えてきましたね~!
本日は、その一部をご紹介します。

開会式にアンドレア・ボチェッリの出演が決定!
ミラノのサンシーロスタジアムで行われる開会式に、イタリアを代表するテノール歌手、アンドレア・ボチェッリが出演することが発表されました。
クラシックからポップスまで幅広いレパートリーを持つボチェッリは、これまでも王室の式典や国家的イベントなど、数々の大舞台で歌声を披露してきた存在です。
今回の開会式では、ボチェッリの音楽に光や映像といった最新技術を組み合わせた演出が予定されているとのこと。
スポーツの高揚感とイタリアが誇る音楽文化が重なり合う、象徴的なシーンになりそうですね!!
ミラノのアイスホッケー会場が、ついにテストイベントを開催!
実は今回のオリンピック、会場設営の遅れもたびたび話題になっていました。
なかでもアイスホッケー会場は「本当に間に合うの…?」と、特に心配されていた場所。
ですが、ここにきて無事にテストイベントが開催され、ひとまず安心、という空気です。
とはいえ、「間に合うのか!?」という報道が出るのは、オリンピックではもはやお約束のようなもの。毎回ヒヤヒヤさせられますよね。
イタリア人の気質として、スケジュール通りに進めることはあまり得意でない(というか重要視しない)一方で、最終的にはちゃんと形にする、しかも誠意と情熱をもって仕上げるのが特徴。
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』(宮嶋勲)で紹介されていた、あの気質が、今回もこんなところに顔を出している気がします。(まだの方はぜひ読んでみて下さい♪)
楽しいお祭りムードの一方で…
息をのむほど美しいドロミティ山脈。
ミラノ・コルティナ五輪をきっかけに、このエリアへの注目度は一気に高まり、観光需要もこれまで以上に膨らみそうです。

一方で、現地では少し複雑な声も出てきているようです。
「写真を撮るために人が集まりすぎている」
「SNSで有名になった場所ほど、自然の傷みが早い」
そんな懸念が、すでに現実の問題になりつつあるためです。
とくに問題視されているのが、トレッキングルートの浸食や、人が集中して集まることで起きる水場や高山植物への負担。
一枚の“映える写真”の裏側で、自然が少しずつ疲れてしまっている、というわけです。
そのため最近では、立ち入りを制限したり、「写真を撮る前に立ち止まって考えてほしい」と呼びかける動きも出てきました。
日本でも、年々海外からの観光客が増える一方で、もともとあった自然や暮らし、文化遺産への影響が気になる場面が増えてきましたよね。
世界へ開かれるオリンピックだからこそ、ミラノ・コルティナ2026は、ただ楽しむだけでなく、「どう向き合い、どう残していくか」を考えるきっかけにもなりそうですね。
こんなふうに、華やかな演出やワクワクするニュースの裏側で、イタリアらしい舞台裏や、自然とどう向き合うかという課題も少しずつ見えてきました。
スポーツに音楽に、美しい風景——ミラノ・コルティナ2026は、観る側も思いきり楽しみながら、イタリアの“今”をまるごと感じられる時間になりそうです。
いよいよ本番まであと少し。
ドキドキも含めて、イタリアらしいオリンピックの幕開けを、一緒にワクワクしながら待ちましょう!
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