
2025.07.16 コラム イタリア人ってなんで◯◯!?
Buongiorno a tutti! Come state?
皆さんこんにちは!お元気ですか?
アドマーニスタッフのけんちゃんです!
イタリアでも日本でもイタリア人とご一緒する機会があり、今まで気にしていなかったのですが、「そういえばあれってなんでだろう」と思ったことがいくつかあるので、まとめてみます!
私の偏見や勘違いもあるかもしれませんが(笑)
汗かかない!?
夏のイタリア、気温35度。
アスファルトが焼けるような街中で、こちらはTシャツでも汗だく。なのに――向こうから歩いてくるイタリア人男性は、ネイビーのスーツに白いシャツ、そしてまったく汗をかいていないように見えるではありませんか。
しかも、日本の湿度が高い時でもあまり顔からの汗もかいていないイメージ。
「えっ、なんで!?」
「どうなってんの!?」
そんなツッコミを心の中でしてしまった日本人、きっと私だけじゃないはずです。
汗をかかないのではない、“見せない”のだ
まず事実として、イタリア人だって汗はかきます。ただし、それを見せない、感じさせない努力と工夫がすごいんです。
通気性抜群のリネンシャツや軽量ウールのスーツで涼しく過ごす。
インナーやシャツの色で汗ジミを目立たせない。
香水や制汗剤で「暑さ対策は出かける前に完了」。
日陰を選んで歩くなど、無駄に汗をかかない行動術。
つまり、「汗はかくけど、“優雅さ”は守る」これがイタリア流。
と言いつつも身体の仕組みも日本人とは少し違いそう…
生まれた土地も関係しているのかな…
ハンカチ文化がない!?
日本では「ハンカチ持った?」が母の定番セリフ。
一方で、イタリア人がハンカチで顔を拭いている姿、見たことありますか?
実は、ハンカチ(fazzoletto)を日常的に持ち歩く習慣はあまりありません。
その理由は:
・公共のトイレに紙タオルやハンドドライヤーがあるのが普通。
・手汗や顔汗は、紙のティッシュでそっと拭く派が多い。
・ハンカチを持ち歩くより、バッグを軽くしたい&おしゃれ重視。
ちなみに、かつてはハンカチに香水をしみ込ませて渡す…なんてロマンチック文化もありましたが、今はノスタルジックな話になりつつあります。
トイレに行かない!?
イタリア人ってトイレに行ってる気配があまりないということ。
でも実は:
・外で自由に使えるトイレが少ない → 「なるべく行かない工夫」が根づく。
・水分をがぶ飲みしない → トイレ回数がそもそも少ない。
・“Vado un attimo.”(ちょっと行ってくる)など、ぼかした言い方が主流で目立たない。
つまり、「あまり行かないようにしている」「行っててもわからない」というのが正解。
【まとめ】日本人との違いを楽しもう
日本では、汗を拭き、こまめに水を飲み、すぐトイレへ行くのが健康で正しいとされます。でもイタリアでは、それらを見せずにさらりとやることがきっと美意識なんでしょうね。
同じ人間でも、文化によってこんなにも「暑さ」との付き合い方が違う。
こんな違いが発見できるのもイタリア留学に行ったからわかるのではと思っております!
是非みなさんもイタリア留学で発見してみてください!
それでは次のコラムまでアドマーニ!
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