
2025.05.16 コラム イタリアのちょっと変わったローカル条例特集
Buongiorno a tutti! Come state?
みなさんこんにちは!お元気ですか?
イタリアといえば、美しい街並みや芸術、グルメで有名ですが、実は「えっ!?」と驚くような“変わった法律やローカル条例”が数多く存在します。今回は、そんなイタリア全土にある「ユニークなルール」をご紹介します。見ていきましょう!
イタリアのユニークなローカル条例8選
【フィレンツェ】深夜の食べ歩きは禁止!?
歴史地区(ドゥオーモ周辺など)では、22:00〜7:00の間にピザやジェラートなどを片手に歩くのは禁止! 条例により、美観と衛生のために罰金対象になることも。
【ヴェネツィア】運河で泳ぐと罰金!ハトにエサもNG
ヴェネツィアでは、運河での遊泳は道路交通法違反にあたります。最高450ユーロの罰金も。また、サン・マルコ広場ではハトへの餌やりも完全禁止。違反すると最大500ユーロの罰金!
【ボローニャ】アーケード(ポルティコ)で座るな!?
歴史あるアーケード街では「地面に座る行為」は迷惑行為として禁止されています。観光や休憩のつもりでも、注意や罰金の対象になることがあります。
【ローマ】ZTL区域に車で入ると高額罰金
旧市街は交通制限区域(ZTL)に指定されており、許可証のない車が進入するとナンバープレートが自動撮影され、100ユーロ以上の罰金が送られてきます。観光客も注意!
【カプリ島】裸で歩くと500ユーロ!?
リゾート地カプリ島では、水着姿や裸上半身で街中を歩くのは条例違反。
公序良俗の観点から最大500ユーロの罰金が科されることがあります。【トリノ】犬の散歩は1日3回義務!
動物福祉に厳しいトリノ市では、犬を1日3回以上散歩させないと虐待とみなされる可能性があります。条例で明文化されているんです。
【シチリア】ベランダに洗濯物を干すのは禁止?
エリチェなど一部の歴史的な街並みを守るため、外から見える位置に洗濯物を干すことが条例で禁じられています。街の景観を守るためのローカルルールです。
【番外編】笑顔を義務づけた街・ミラノ
19世紀のミラノには「公共の場では常に微笑むこと」という条例が存在していました(現在は事実上無効)。イタリアらしい“陽気さ”を大切にする文化の象徴かも!?
まとめ
イタリアでは、国全体の法律だけでなく、各都市や村ごとに独自の条例があり、時にユニークで驚かされます。こうしたローカルルールを知っておくと、留学や旅行の際にトラブルを避けるだけでなく、より深くその土地の文化に触れられますよ!
アドマーニでは、こうしたユニークな現地情報も交えながら、皆さまのイタリア留学をサポートしています♪
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