2025.08.11 コラム イタリアの夏、感じてみませんか？ ～La dolce vita（甘い生活）は夏にこそ輝く～

夏のイタリアは、まさに「人生を楽しむ達人たち」の本領発揮の季節。
街中にはジェラートを手に歩く人々、海辺でバカンスを楽しむ家族、夜遅くまでオープンしているカフェやレストランのテラス席。どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。

日本では「夏休み＝宿題ややるべきことに追われる日々」かもしれませんが、イタリアではちょっと違います。
多くの学校や大学が7月〜9月に長期休暇に入り、街のリズムもゆったりとしたものに変わります。
この時期にこそ、語学だけでなく「イタリアらしさ」を全身で体験するチャンスです。

🍅夏に食べたい！イタリアの定番グルメ

夏は食文化もシンプルでフレッシュな方向へ。
トマトとモッツァレッラの「カプレーゼ」や、冷たいパスタ「パスタフレッダ」など、オーブンもコンロも極力使わずに済むような(笑)、暑い夏にぴったりのメニューが豊富。

もちろん、毎日食べても飽きないジェラートもやイタリアンかき氷のグラニータも忘れてはいけませんよ！
(ローマの有名なカフェのグラニータのことも書きたいけど、それはまた今度…)

🌊海辺の町で「もう一つのイタリア語」を学ぶ

ローマやフィレンツェ、ミラノなどの観光地も魅力的ですが、夏におすすめなのは海沿いの小さな町。
観光客が多すぎず、のんびりとした環境の中で語学学校に通いながら、現地の人とバールで雑談をしたり、週末にはビーチで友達としゃべって食べてお昼寝して、ゆったりとした時間の流れを感じながら……そんな幸せな毎日があなたを待っています。

☀️「何もしない時間」こそ、最高の贅沢

イタリア語には「dolce far niente（ドルチェ・ファル・ニエンテ）」という美しい表現があります。
「何もしないことの甘美さ」という意味で、イタリア人はこれをとても大切にしています。
忙しい毎日を離れ、ただ日陰で風を感じながら本を読む、そんな時間が自分を豊かにしてくれるのかもしれませんね。

✈️この夏、イタリアへ飛び込んでみませんか？

「イタリア留学＝学び」はもちろんですが、それ以上に「生き方」を学べる場所でもあります。
この夏は、教科書の中のイタリア語だけではなく、人々の生活の中で響くリアルな言葉も体験してみてくださいね！
「 La vita è bella. 人生は美しい。」 その意味が、きっと実感できるはずです！

• イタリア留学虎の巻

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