
2021.05.07 コラム 沈んだ村「ファッブリケ・ディ・カレッジーネ」
Buongiorno!
みなさん、こんにちは!
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
ステイホームなゴールデンウィークが2年も続くとは…想像もしなかったですよね。。
そんなお家時間、ちょっと気になる記事を見つけました。
「ファッブリケ・ディ・カレッジーネ(Fabbriche di Careggine)」って皆さんご存知でしょうか?
トスカーナ州北部に広がるアプアンアルプスの丘陵地帯の付近、具体的にはフィレンツェから車で2時間ほど、ピサからはさらに近く、車で1時間半ほどに位置する村です。
といっても今は湖の底…。
1947年に水力発電ダムの建設によりバーリ湖に沈んでしまい、村民は近くの町バーリソットに移住しました。
この村、実は別名、「幽霊村」なんて呼ばれていて、
…水中から出現するんです!!
というのも、ダムのメンテナンスによって。(!)
過去には4回ダムの水が抜かれ、その都度ゴーストタウンのように水中から出現する、というところからそんな別名もつけられたとか。
最後にこの村が姿を現したのは1994年。
その時には、人目伝説の村を見ようと、数千人の観光客が訪れたそうです。
そんなファッブリケ・ディ・カレッジーネ。
今年、湖水が再び抜かれることが発表され、なんと27年ぶりに村が出現する予定!!
だったのですが…
このコロナウイルスの兼ね合いで、来年に延期されたそうです…。
残念。。
でも、来年はマスクをすることなく、数十年に一度しかお目見えしない伝説の村を見れると良いですね!!
Grazie, a presto!
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