
鮮やかな世界に夢中♡イタリア伝統の陶器・マヨリカ焼きって?? | イタリア留学専門のアドマーニ

Buongiorno!みなさん、こんにちは~! 今回は置くだけでも明るい気持ちになれるイタリア陶器の世界をご紹
イタリアでレストランやトラットリアに行くと、素敵な絵皿が壁に飾ってあることがよくありますよね。
それから、お店の看板が絵付けタイルでできていたり、手描きの小皿にドルチェがのって出てくる…なんてことも良くあります。そういえば、”番地”のプレートも焼き物のタイルですね…!
イタリアでは手作りの美しい陶器は、伝統文化としてだけではなく、生活の一部にある。そんな印象を受けます。
(ずらっと並べられたお土産用の陶器。どれにしようかな…なんて選ぶ時間もまた楽しいですよね。)
イタリアの陶器と言えば、やはり「マヨリカ焼」。白地にブルーや黄色、緑などの鮮烈な絵付けが施されたマヨリカ焼きは明るいイタリアのイメージにピッタリの、手にしていて元気が出る陶器です。
マヨリカ焼は、15世紀以降のイタリアで発展した錫釉(すずゆう)陶器の一種です。まず素焼きした器に、錫を含んだ白い不透明な釉薬をかけ、その上から金属酸化物の顔料で絵を描きます。最後に高温で再焼成することで、色鮮やかな絵付けが器の表面に定着します。絵柄は伝統的な細工の細かい文様から、日常使い用にシンプルに描かれた現代風のイラストのものまで実に様々です。
主な産地としては、ウンブリア州のデルータ、エミリア=ロマーニャ州のファエンツァ、マルケ州のウルビーノなどが挙げられます。デルータは宗教画や寓意的な図像を描いた作品で知られ、ファエンツァは洗練された幾何学模様や神話画が特徴です。これらの町では今も多くの陶芸工房が軒を連ね、伝統技術を守りながら現代的な感覚を取り入れた作品づくりが続けられています。
デルータ産の皿 ヴィクトリア&アルバート博物館 Photo by Wikipedia
精緻な絵柄の「芸術品」としてのマヨルカ焼き、生活に根付いた「使うための」マヨルカ焼き…
いずれにせよイタリアは美術館で、街中で、美しい陶器に出会うチャンスがあふれています。
きっと、大好きになっちゃいますよ!
マヨリカ焼きについてはこちらのコラムでもご紹介しています。ぜひ併せてごらんください。
Buongiorno!みなさん、こんにちは~! 今回は置くだけでも明るい気持ちになれるイタリア陶器の世界をご紹
見るだけではなく、作ってみたい!学びたい!という方必見。
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期間は2週間から開始でき、時間割や曜日は職人と生徒のそれぞれの必要に応じて取り決められます。基本的にマンツーマンの為、じっくりと学ぶことが出来ます。
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マヨルカ焼き発祥の地シチリア島で、伝統的な技術を学びます。白地に鮮やかな彩色を施す、シチリアの陶器の絵付けを体験できます。レッスンは1週間から受講可能ですので、思い出作りとしてもオススメのコースです。
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