2020.03.27 NEWS コラム 【3/27更新】日本への帰国時の注意事項、最新版自己宣誓フォーマットなど

イタリア政府の発表によると、26日、新型コロナウイルスにより亡くなった方が前日から662人増え8165人になり、感染者は前日から6153人増えて8万539人に上りました。

死者・感染者の1日の増加数は5日連続でピーク時を下回っておりますが、感染の中心となっているイタリア北部では未だに犠牲者が後を絶たず、火葬が追い付かずに多くの遺体が近隣の町へ運ばれている状況のようです。

これまで様々なウイルス対策を政府が呼びかけていますが、本格的に感染者の数が減少し始めるには、まだ時間がかかるとの見方が示されています。

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帰国される方向け：日本での水際対策の強化

日本政府は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、２６日、水際対策の強化のための新たな措置を決定しました。

尚、イタリアを含む欧州２１カ国およびイラン全域については、入管法に従い、入国制限対象地域となり、過去１４日以内にこれらの地域に滞在歴のある外国人は、特段の事情がない限り、入国拒否対象となります。

帰国に際しての注意事項（空港への移動／空港からの出国について）

イタリア外務省は、３月２２日首相令を受けて、海外から帰国するイタリア人及びイタリアに滞在／居住する外国人のためのＦＡＱｓを更新しました。（イタリア語・英語版ＵＲＬは下記のとおりですので、御参照ください。）

【原文】
■イタリア語版：https://www.esteri.it/mae/it/ministero/normativaonline/decreto-i….
■英語版：https://www.esteri.it/mae/en/ministero/normativaonline/decreto-i….

●在イタリア日本大使館からイタリア外務省に確認した内容によれば、イタリアに登録された居住者あるいは永住者である外国人は、現在の状況下において旅行・渡航をするべきか注意深く検討しなければならないこととされています。例えば、外国人が、単に「テレ・ワーク（smart working）」になったという理由を以て母国に帰ることは許可されません。

●このような中、２６日以降、帰国予定であった在留邦人の方が、空港への移動／空港からの出国に際して列車／飛行機の利用が認められなかった事案が発生していることが確認されています。現在、イタリア政府側に対し、帰国の際の空港への移動及び出国が制限されることがないよう、対応を求めているところです。

●自己宣誓フォーマットも更新されましたので、最新のものを準備し、出発してください。

【最新版「自己宣誓フォーマット」（３月２６日時点）

●３月２５日の緊急政令を受けて内務省の「自己宣誓フォーマット」が２６日改訂されました。同フォームの和訳を在イタリア日本国大使館ホームページに掲載していますので、ご参照下さい。

●つきましては、今後の移動の際には、内務省ホームページ掲載の改訂版「自己宣誓書フォーマット」を事前に記入し、印刷したもの１部（予備１部）を準備し、携行して下さい。

■イタリア内務省ホームページ「自己宣誓フォーマット」（イタリア語版）
https://www.interno.gov.it/sites/default/files/allegati/nuovo_modello_autodichiarazione_26.03.2020_editabile.pdf
■［参考］３月２６日版「自己宣誓フォーマット」（和訳）
https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/20200326_format_JP.pdf

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