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イタリアで料理修行をした勇者達のレシピ

イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。

#19
サルデアルフォルノ(イワシのオーブン焼き)

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Ingredienti(4人分)

いわし 12本
オレンジスライス、レモンスライス 5枚ずつ
カレンズ ※もどしたもの 適量
ケイパー ※あらみじんにしたもの 適量
グリーンオリーブ ※あらみじんにしたもの 適量
イタリアンパセリ 適量
松の実 適量
レモン汁 適量
乾燥パン粉 適量
適量
作り方
  1. 耐熱皿に乾燥パン粉をひき、その上に手開きしたいわしを並べます。
  2. 上からカレンズ、ケイパー、グリーンオリーブ、松の実、レモン汁、少量の塩、レモン皮のスライス、イタリアンパセリを載せます。
  3. これを二層にします。
  4. 一番上にいわし、乾燥パン粉、イタリアンパセリを乗せて200°で30分くらいオーブンで焼きます。

Q,なぜこの郷土料理を選んだのですか?

アリーチ(カタカタイワシ)で作るのが多いのですが、シチリアの東の方がアリーチをよく使います。アリーチでオーブン焼きって色々なものがあるのですが、シチリアって柑橘系が有名なのでこの料理にしました。
簡単な料理ですし、シチリアらしいので。
これからシチリア料理を学ぶ方々には魅力的なものではないかと。

Q,イタリアではどのくらいどこで学びましたか?

トータル2年くらい。シエナにある文流(現ルッカイタリア料理学院)で語学と料理をまず学びました。
学校があったトスカーナから入ってシチリアへ行きました。日本で行く前からトスカーナとシチリアと決めていたので。
シチリアの魅力にやられましたね。

Q,どうやってお店を探したのですか?

トスカーナで働いている時に1週間だけ休みをもらって、シチリアへ行き、昼3軒くらい回りながら自分で探しました。
そこで交渉して拾ってくださって。
周りでイタリアに行った方が1人もいなくて・・・先輩にもいなかったので情報が全くなく。
で、シチリアが乾麺の文化だと聞いていたのでシチリアにしました。
実際生麺が好きでなく 、あまり美味しくないイメージがあったので、乾麺文化のシチリアに行きたいと思いましたね。
あとは魚を学びたかったので。魚はシチリア、トスカーナは肉というイメージがありましたし。

Q,イタリアで楽しかったことや辛かったことは?

楽しかったことしかないです。辛かったことはないですね。
なんでも新しいことでしたし、衝撃でした。
シチリアに決めたのも人が大きかったですね。本当、人にやられました。
とにかくその時の思いが今この、前に進む力になっていますね。料理だけなら日本で勉強できるじゃないですか?
イタリアに行くことで大切なことはイタリア人と関わることです。
シチリアに渡って、そこの料理をするということはそこで現地の人と関わることなので、料理よりも優先順位高いですよね。
現地の人との関わりを通して文化や歴史を学んで。それを日本で出し切って欲しいですね。

Q,イタリアで食べて美味しかったものは?

シチリアのレトイアーニで食べたインボルティーニのペッシェスバーダです。
海沿いはどこでもあるんです、ペッシェスパーダ。シチリアで共通している料理の一つです。
各地でその料理を食べました。
でも僕が働いていたお店が一番美味しかったですね笑
今のお店の名前でもある、フィーゴディンディアというお店です。
働いている時に、お店の方からうちを継がないか?と言われて。でも長い名前だし覚えられないから嫌だといったのですが。笑 でも親孝行だと思ってこの名前を付けました。

Q,これからイタリア料理留学へ行く方に一言お願い致します。

イタリアに行く意味は向こうの人たちに関わることです。それがものすごい財産になります。
料理を追求するにはもちろんついてくることですが、料理の関わりだったりとか、向こうで得るものはたくさんあります。
どれだけ疲れていても誘われたらどこでも頑張ってついていくとか。
その財産がすごい力になるということをお伝えできればなぁと。

Q,現在、イタリアでコロナウィルスと闘っている方々に、後押しとなる一言お願い致します。

すごく不安な中で生活されていると思います。
必ずまた元のイタリアに戻ることをみんな信じています。
向こうの仲間たちを考えると不安なこともありますが。
今はもうとにかくじっと。
イタリアはとても素晴らしいところなので希望を持って頑張ってください。


フィーコ ディンディア
横井 拓広さん


フィーコ ディンディア