イタリア留学ならa domani(アドマーニ)。何でもお気軽にご相談ください♪ 会社概要 採用情報 コラム&ブログ アクセス お問合せ サイトマップ オンラインショップ
【イタリア留学専門】アドマーニ|出発前から帰国後の就職まで全力サポートします!

イタリアの魅力にとりつかれてしまった経験豊富なスタッフが、あなたのイタリア留学を応援します。

03-6261-2341 毎日9:30~18:30営業中
(土曜定休)

イタリアで料理修行をした勇者達のレシピ

イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。

#18
パステエパターテ(ナポリ風肉じゃがパスタ)

チャンネル登録♬


Ingredienti(4人分/21cm鍋)

ベーコンもしくはパンチェッタ 50g
玉ねぎ 80g
人参 25g
セロリ 15g
パスタ余ったもの、色んな種類でもOK 100g
じゃがいも 500g(約4個)
チェリートマト 100g
EVオリーブオイル 50ml
800ml
ナツメグ 適量
仕上げにプローボラ薫製モッツァレラ 75g
(※とろけるチーズで代用可。)
イタリアンパセリ 適量
6g
作り方
  1. 肉じゃがを作る感覚で玉ねぎ・人参・セロリ・パンチェッタ・じゃがいもを塩で味付けしながらオリーブオイルで炒めて、お水を入れて煮込む。
  2. じゃがいもが簡単に箸などで潰せるくらいまで柔らかくなくなってきたら、チェリートマトを入れてもう少し煮込む。
    同時にパスタを湯がいておく。
  3. パスタをフライパンに入れて、一緒にさっとあえたらお皿に。
  4. オリーブオイルを浸るくらい入れて、スプーンで食べる。

Q,なぜこの郷土料理を選んだのですか?

僕はローマに留学していました。二年間ですが。
その中でウンブリアに行ったり、パレルモに行ったり、色々行きましたね。友達が働いているところに行って、ちょっと働かせてもらえた時代だったので、本当色々行きました。
ローマで働いている時に一番仲が良かったスタッフと一緒によくナポリに行きました。
リラの時代だったので、なんでも安かったですね。
最初はわざわざナポリまで行く理由が分からなかったのですが、行ってすぐそのナポリの街並みに衝撃を受けました。
元々育ちが兵庫の尼崎だったので、あの良い意味で汚い街の感じが似ていたんです。
そこからですね、ナポリにはまったのは。

ある時、ネンネンラ( Trattoria da Nennella)というお店に行きました。ここのスペチャリテがリングイネとパスタエパターテしかなかったんです。それがイタリアで最初に食べたパスタでした。
日本からわざわざ来てるって言ってくれて、特別に調理場に入れてやると言われてレシピ教えてくれたのが嬉しくて。
自分が初めてパスタエパターテを教えてもらった日本人だと誇らしげに帰ってきたのですが、 後々みんなも調理場に入れていて自分だけじゃなかったって聞いたのですが。笑
そこから20年くらいこの料理は作り続けていますね。

イタリアってお皿にちょっと汚れがついていても気にしないんです。日本では出来ないですけどねぇ。カッコイイです。本当は日本でこれでやりたいんです!なかなか東京の単価の高いお店などでこのイタリア感を出すのは難しいですよね。

Q,楽しかったことや辛かったことは?

オーナーの家を間借りしていました。アリエッティ的な。笑
自由でしたねぇ〜家賃もかからなかったですし。7万円くらい毎月給料もらってましたし。そのお店は知り合いに紹介してもらいました。
当時は日本人が本当に居なかった街でしたが、辛かったことは本当にないですね。言葉もできませんでしたが。とにかく全部学びたかったので。まぁ人にも恵まれました。
強いて言えば本当、言葉ですね。
だから毎朝バールにいって、カプチーノ!ミーオ!(私のカプチーノ!)とか言って罵られても何を思われても良いからと思って通っていました。通じればいいんです。いつの間にか自分が行けば毎朝カプチーノが出てくるようになってきて。その中でだんだん受け入れてもらえたのが嬉しかったですね。
あとはたまに会う日本人と喋るのが楽しかったです。本当に周りに日本人が居なさすぎて…。
フィレンツェに同じ時期に料理を学んでいた仲間がいたので遊びに行くのが本当に楽しみでした。一年くらいしたら、日本人観光客に向かって、どこどこ気をつけた方が良いですよ、とかいきって話してましたが。笑
危ない思いはあんまりなかったですね。早くイタリア人を気取りたくて笑

Q,これからイタリア料理留学を考えている方に一言お願い致します。

イタリア料理を勉強するのは当たり前です。大切なのはそこの文化に触れることです。
イタリア人が毎日バールへ行くとか、マンマの料理を愛してるとか。現地の家族、近所の方々との付き合い方とか、パスクワで何食べるとか…。自分の母親が文化を大切にし、かつ栄養士だったこともあり、季節の料理などは馴染み深かったので。
とにかくイタリア文化に触れてもらいたいです。料理が出来るのは当たり前なんで。

Q,現在、イタリアでコロナウィルスと闘っている方々に、後押しとなる一言お願い致します。

マスクとか、何か送りましょうか?大丈夫ですか?無理をせず、帰ってきても良いのでは?と思います。それが難しい方はどうかお気を付けて。本当に。


TRATTORIA E PIZZERIA AMICI
太田裕二シェフ


TRATTORIA E PIZZERIA AMICI