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イタリアで料理修行をした勇者達のレシピ

イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。

#16
Mustazeddu(ムスタゼッドゥ)&トマトソースのペンネ

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Ingredienti

ムスタゼッドゥ

小麦粉 500g
250ml
イースト菌 20g
10g
オリーブオイル 30ml
トマト 適量
オレガノ 適量

トマトソースのペンネ

ペンネ 200g(パスタでも何でも代用可)
トマト缶 1缶
豚肉 300g
(できれば塊だと◎)
ムスタゼッドゥの作り方
  1. 小麦粉と水・イースト菌・塩を合わせてゆっくり手でまぜる。その後一時間発酵させる。
  2. トマトは半分にしてオレガノとあえておく。(ナスとトマトを炒めたものを入れてもOKですし、モッツァレラをいれても◎。ピザっぽくなる。家ならとろけるチーズを乗っけて焼いても良いですね)。
  3. 発酵が終わったパン生地150g(15cm直径くらいのものが4つ程度できます)くらいを取り、丸く伸ばして、真ん中にトマトを置く。トマトを包むように形成する。
  4. 余熱しておいた200度のオーブンで10〜15分程度焼いて終わり。

トマトソースのペンネの作り方
  1. 豚肉に塩胡椒で下味を付ける。
  2. ニンニクはつぶして刻む。
  3. パセリも刻む、玉ねぎはスライス。
  4. 全部一緒にオリーブオイルで炒める。
  5. しんなりしたら、豚肉とトマトホール缶とお水をいれて、一時間くらい煮込む。
  6. お肉が柔らかくなってきたら取り出す。
  7. パスタを茹でて、煮汁を使う。チーズをかけて終わり。

※アドバイス!
パスタに一緒に煮た豚肉を入れたい場合は1cm角くらいに切って、一緒に入れても◎。
煮込んだお肉はメインとして食べてもおいしいですし、付け合わせで野菜を用意して一緒に食べてもよし。汎用性◎です!
僕はグリンピースと一緒に煮込むのも好きです。作り置きも出来ますし、便利です。色々アレンジしてみてください〜。



Q,なぜこの料理を選んだのですか?

ご家庭でも普段作るものとはちょっと違った発酵生地ものをと思って。これを機にぜひチャレンジしてもらいたく選びました。
中に入れる具材は今回はトマトですが、何でも大丈夫です。生地はセモリナ粉がベストですが、薄力粉でもオッケーです。
ペンネ料理は一石二鳥と言わず、一石何鳥にもなるのでこれにしました。サルデーニャ料理が良かったので、その中で。
ムスタゼッドゥはサルデーニャの左下のエリアで呼ばれている名称なのですが、東サルデーニャではprazziraプラッツィラと呼ばれています。地域によって全然違う料理にも呼び方にもなりますね、文化も違うので。

Q,イタリアではどこで何年くらい学んでいたのですか?

イタリア自体は4年いました。その時にサルデーニャへはあまり滞在していなかったのですが、なぜかイタリアにいた時からサルデーニャに夢馳せていましたね。ただあまり時間がなくて結局留学中はサルデーニャは行けず。
なので、帰国後に広島から東京に帰ってきた時、都内レストランでサルデーニャ料理があることを知りました。そこで働かせてもらい、サルデーニャにも連れて行ってもらいました。

留学中はリミニの隣のリッチョーネで働いていました。僕の親方が働いていたお店で紹介してもらいました。今のお店では色々な地方の郷土料理を出していますが笑
もちろん、サルデーニャパスタも出しています。
イタリアにいた時にサルデーニャの人にすごく親切にしてもらってて。その人にサルデーニャの話をたくさん聞いて、そこからですね、サルデーニャに興味を持ち始めたのは。

Q,楽しかったことや辛かったことは?

孤独感は持っていましたね。自分が外国人だと気付いた時があって。言葉が分からなかったり、理解できなかったり、みんなと自分が違うと思っちゃいました。その時にそっかぁ…と寂しさを覚えました。
ただ、同時になんていうか、今まで自分が見てきたものが標準じゃないんだなぁと思えたら、前向きになれました。
自分が適応して生き残って行かなきゃいけないんだと感じましたね。
留学で来てる人といっぱい会いましたが、みんな同じようなことを考えていたのでは?と思います。
当時は携帯もインターネットもなかったので。2000年前半ですが、その頃は大変でしたね。
良く考えたら、楽しかった記憶はあまりなく、それよりは辛い経験が勝ります。
楽しかったこともたくさんありますが、素直に楽しめてなかったのかもしれません。
精神的な図太さは身に付きます。多くの人が直面すると思いますよ。

Q,これからイタリア料理留学を考えている方に一言お願い致します。

これから夢をもってイタリアへ向かいたいという方、たくさんいらっしゃると思うんですけども、今この状況で正直イタリアへすぐ渡航というのは難しいと思われます。
でも、諦めなければ必ずチャンスというのは回ってくると思いますので、どうかその夢を大切にして何年かかっても良いと思います。
なので、今は力強く生きる事を考えて、何を優先してやったらいいのか、それをしっかり考えながら先を見据えて、今はこらえて頑張って行きましょう!

Q,今イタリアにいる方々へ

今回のコロナショックに対してまず皆様が健康でいられることをお祈りしています。
イタリアにいる方たち、quarantena(検疫)で凄く色々と不便な生活しているとは思うんですけども、どうか今こらえて。
日本にいる我々も今、一生懸命こらえて、日々を過ごしています。
なので、重大な局面をみんなで乗り越えて、穏やかな生活と未来の溢れた生活その両方がまた再び手に取れることを心からお願いしています、遠い日本から。


VILLA MAGNOLIA
伊藤 孝司シェフ


VILLA MAGNOLIA(ヴィッラ・マニョーリア)