スクオーラ・デル・クオイオ
靴、カバンと言えばイタリア。

日本で何年も学んできた人でさえ、一度はイタリアで学びたいという方が多いのがフィレンツェの伝統技術です。
フィレンツェの歴史ある地区サンタクローチェの一部に学校を構えるScuola del Cuoio(スクオーラ・デル・クオイオ)は1930年、第二次世界大戦後に地元の修道士と職人たちによって設立されたフィレンツェで最も名高い皮革学校です。設立当初は戦争孤児に技術を身につけるための学校でもありました。 今ではこの学校の第一期卒業生である職人さんが技術を教えてくれ、故ダイアナ妃やアメリカの元大統領など名だたる著名人らが訪れたということもあり、世界各国から学生が集います。
特徴
- 少人数制:
国籍は欧米、アジアと様々ですが、日本人は少ない環境で、色々な国の方の感性も同時に学べます。 - 伝統技術習得:
イタリアならではの縫い方だけでなく、金箔を革に施した技術など、伝統技術を習得できます。6ヶ月以上の長期留学を検討している方はチャレンジしてみてください! - 工房兼店舗販売:
約3割はオーダーメイドの商品というほど、職人さんの技術に魅了された人が多い証です。一度、幻想的な大理石で囲まれた教会内のお店を覗いてみて下さい。 - 卒業生から指導する立場に抜てきされることも?!:
日本人の卒業生も、ここで働いています。イタリアで働くことが夢…という方、狭き門ではありますがチャレンジしてみては? - 日本語通訳付可能:
基本的には語学が出来なくても問題ございませんが、通訳さんがいないと不安という方は通訳を付けてしっかり学ぶこともできます。ご相談下さい。
公式サイト:http://www.scuoladelcuoio.com/
コース紹介
短期コース
※料金には別途21%の付加価値税がかかります。
※夏や冬休みを覗いてほぼ毎日開催しています。
- 3時間コース@210ユーロ:
オリジナルブックカバーを作り、持って帰れます。 - 6時間コース@310ユーロ〜:
ショルダーバッグや写真立て、ベルトなどを作り、持って帰れます。 - 5日間コース@1,150ユーロ:
道具の勉強から金箔を施す作業の見学など、革工芸に関する全般を学べます。こんなデザインの革製品欲しいなぁ…と思ったことがあればこちらのコースをお勧めします。
作品例)ハンドバッグ、メガネケース、財布など。
長期コース
- 3ヶ月コース@5,350ユーロ:
デザイン、パターンをおこす行程から素材や道具の勉強まで、鞄を作るために必要ないくつかのパターンを学びます。
開講日:お問合せください
※定員になり次第締め切ります。すでに1月、4月コースは締め切っているため、お早めにお申し込み下さい。 - 6ヶ月コース@9,350ユーロ:
語学も同時に学ぶことができ、デザインから皮の裁断、手縫いまで鞄製作に関わる全行程を色々な方法で学べます。見本市や工場への見学もあり、現場を実際に見て詳しく説明してもらい、様々な角度から感性を吸収しながら制作に励むことができます。
開講日:お問い合わせ下さい。 - インターンシップコース:
経験や技術、語学力により、受け入れられる場合がございます。都度相談になりますので、お問い合わせ下さい。
学校写真
[投稿日]2013/12/14 [最終更新日]2019/04/12 タグ:アート留学(絵画・絵画修復・モザイク等), イタリア 職人弟子入り留学, インターンシップ / 革工芸, 靴制作・デザイン, 鞄制作・デザイン / フィレンツェ / 短期留学(3ヶ月未満), 長期留学(3ヶ月以上) / 革留学(靴・革小物)をしたい